新年を迎える準備に手帳・カレンダー・家計簿の「三種の神器」の入手がある。年をとると新しいタイプのものは敬遠し、今まで通りのものを使いたいということはいつぞや「手帳みっけ」のところで呟いた。家計簿は高橋の「かんたん家計簿」を使っており、これはポピュラーな商品なのでいつでも手に入る。 ことし難渋したのが机上に木製の枠に立てておく透明なフロッピーディスク入れに入った小型カレンダーである。ひと月分のカレンダーが12枚入った10a角のものだが、いつもの年ならこのタイプはいろいろな字体のモノがあるのに、近所の文具店をのぞいたが、まったくない。ワープロ用のフロッピーディスクがパソコン全盛で、あまり作られなくなった影響みたいだ。 机上に置く小型カレンダーは上部がらせん状の針金で綴じられたタイプばかり。俺、あれは嫌いなんだよね。バイト帰りに丸善オアゾ店4階のカレンダーコーナーに出張り、ここならあるはずと思ったが、犬・猫・風景をテーマにしたあまたのカレンダーは山ほどあってもこのフロッピーサイズが見当たらない。いったいどうしたのだ。 丸善にないのなら、19年からは宗旨替えして別のタイプの小型カレンダーにするのもやむをえないのかと思った先週、国分寺の紀伊国屋書店のカレンダー売り場の片隅に、フロッピータイプを発見した。今年まで使っている日々の数字がゴチックで大きいタイプ。前月・来月のカレンダーが小さく入っていない奴だ。これでほっと一息だ。それでついでに高橋のかんたん家計簿も入手した。 リビングの電話機の前の壁にぶら下げる中型カレンダーも月の満ち欠けが分かり予定を書き込めるタイプを西国の隆文堂書店で買ってきた。幅を間違うと困るので、竹のモノサシを尻ポケットに入れ、いつもの26a幅・縦長タイプを間違わずに購入したのである。
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