隠居志願のつぶやき2017

[PREV] [NEXT]
...... 2019年02月20日 の日記 ......
■ 大ご馳走   [ NO. 2019022001-1 ]
 おとといの夜は本の編集者をしている次女が誕生祝の大ご馳走をしてくれた。場所は地下鉄銀座線、外苑前徒歩2分の中華の店「R」。事前にネットで調べたら夜のコースは1万両から。まぁ次女はお金持ちだから、たまにはいいだろう。
 駅近くのしゃれたド・トールで時間をつぶし、ちょっと先に着いて「タバコはどこで吸ったらいいの?」と尋ねると、従業員が「個室なのでここで吸えますよ」。なかなか素晴らしい会場設定である。
 ほどなく次女は到着。もういい歳なのだが、小柄で丸顔だから大学生といっても通る。彼女が長らく担当していてテレビ化もされた「猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子シリーズ」が11巻目でラストを迎えたことをチェックしていたので「比奈ちゃんシリーズ終わりだね」とゴマをすると「私の担当が変わったので、新しい子とダブルでやった。けっこう売れてる」とのこと。仕事に関してはぶっきら棒な次女なのである。
 会食のメーンの話題は某団体に頼まれている読書感想文添削のバイトに関する課題図書について。今年度の大学1年生向けの6冊は、年齢の近い次女の推薦図書(辻村深月の『ツナグ』など)を全面的に採用し、俺のアイデアは「友だち幻想」のみ。来年度2年生になる学生への課題図書について、次女は「同じ作家の別の作品がいいと思う」。なるほどなるほど。俺も「波長が合うなと思う作家に出会ったら全部読むといい」と言い続けている。
 それ以外なら小川洋子の「博士の愛した数学」、高田郁の「出世花」なんかいいかなと、次女は紙袋から文庫本7冊を次々に取り出した。いやー、これは助かる。彼女の選んだ本は学生たちから「面白かった」と非常に好評だったのである。
 新しい入れ歯にしたから出てきた7皿の中華料理はみんなおいしく食べられた。血糖値が高いという話をしたら「仕事場では水かお茶。つまむお菓子は昆布だよ」と厳しく注意された。
 帰路、本屋に寄っていくという次女と渋谷で別れ、井の頭線吉祥寺経由で西国分寺まで帰ろうとしたら、中央線が事故で不通。で、京王線で府中まで行き、ゴチになったんだからと、そこからタクシーで西国に。1450円と存外に安く帰れた。12時を挟んでブログを18日の分と19日の分、計2本をアップしたからけっこうくたびれたのだ。
     ×     ×     ×     ×     ×
 今週の拙宅の花は「ライムライト」という黄色の大輪のバラと黄色の「ゆずてまり」というリシアンサス、それに淵が赤く中が白い「竜宮金魚」というラナンキュラスです。
 Content-Disposition: form-data; name="image"


...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: