隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年02月22日 の日記 ......
■ 逃げられない   [ NO. 2019022201-1 ]
 俺が長女と一緒に住んでいる西国分寺のマンションは、30年以上前にオヤジが弟のために手配した西国では一番早くできた高層の建物。長らく他人に貸していたが、不動産屋との交渉が苦手な弟に代わって3年前に亡くなったお袋が、渉外作業を一手に引き受けていた。しかし、80を過ぎたあたりからそういう交渉事がさすがに面倒になり「お前が入るのが一番いい」と13年前から家賃をおまけしてもらって入居している。
 駅まで徒歩5分。商業施設の整った国分寺駅まで1駅、それまで住んでいた国立まで1駅、東京競馬場まで2駅というロケーションで、周りは住宅地だから、けっこう住みやすい。8階建て160世帯が住むマンションで、7棟の低層棟と合わせ住民の管理組合があって、理事長以下12人の理事が2年任期でいるらしい。
 この前の日曜日午前、午後からの小金井会に備え地図などを見返していると、ピンポンが鳴った。玄関に出てみると女性2人男性1人が立っており、代表格の女性が「こちらに長くお住まいですよね。5月改選の管理組合の理事になっていただけませんか?高齢化していてなかなかなり手がいないんです」。
 そういえば4年ほど前、理事さんの訪問を受け「平日は宇都宮で働いていて、向こうに住んでいるんです」と理事就任を断ったことがあった。で、「いいですよ」と答えたところ「えーっ、ほんとですか。助かったぁ」と拍子抜けした様子だった。月1回日曜の午前中の理事会に出るのと部会に属してその仕事が割り振られるらしい。できればかかわりたくないが、誰かがやらなくてはならないのなら、そう逃げてもおられまいという思いだ。
 竹橋の会社の同期生の中には「後任がいないのでもう4年もマンションの理事長をやっていて、会報を50回以上出した」などという猛者もいる。ルーティンの出来上がっている管理組合のようだから、それほど大変なことはないだろうが、歳をとったらひとのためだからなぁ。

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