隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年02月26日 の日記 ......
■ お菓子断ち   [ NO. 2019022601-1 ]
 27年前、72歳で亡くなったオヤジは大酒飲みではなかったが、毎晩1合くらいの晩酌をやり、それが終わると「なんか甘いもんはねえか?」と言うのが常だった。で、お袋が羊羹とか和菓子の類を取り出すのだった。”なんか甘いもん”のフレーズは耳の奥にこびり付いているから、ほんとに毎度のことだったのだろう。
 俺は自宅にアルコール類は一切なく晩酌はしないのだが、ついこの間までお菓子は切らしたことがなかった。国分寺の丸井地下のお菓子の「太子堂」(撤退が決まり工事中)が贔屓で、国分寺ミーツにあるクイーンズ伊勢丹のお菓子売り場にも詳しかった。
 ところが、1月半ば過ぎから全くお菓子類に手を出さなくなった。正月に「太子堂」で購入した寒天ゼリーがまだ袋に4分の1ほど残っているほど。何故かと言うと、12月末バイト先の健康診断で血液を採られ、血糖値が異常に高くなっていることが判明。主治医の国立・新田カバ院長も「これは薬で下げざるをえないね」と言うので、ならば甘いお菓子は断つことにしたのだ。
 コーヒーに入れていた3cのスティックの砂糖も半分の1.5cにした。竹橋の会社にいた時、血糖値が上昇し社内の医務室のセンセに「糖尿病になるぞ」と脅され「こんなのひと月で下げてみせらぁ」と大見栄を切り、それまで毎回6cのグラニュー糖を入れていたコーヒーをブラックにし、ひと月で数値を戻したことがあった。このところ少々油断があり、3cの砂糖を1日3回、ということはひと月に270cの砂糖が体内に入っていたことになる。こりゃ、ちょっと多いわなぁ。
 一気にブラックにするのは辛いので、その分お菓子を控えようと思った。宇都宮に赴任したばかりのころはあまり飲食店情報を知らず、餓死したくないと、お菓子はほんとに切らさなかった。今、西国ではそんなことはないから、お菓子なんてなくたって平気。食べなければ食べないで、欲しくもならないから不思議だ。これまで帰宅して寝るまでの間、テレビを見ながら必ず何か口にしていたからなぁ。
 それでこのひと月でけっこう体重が減った。3月中旬新田カバ院長のところで血液検査することになっているが、ホメオスタシスがちゃんと機能していれば劇的な数値の改善が図られるものと確信しているのだ。

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