隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年02月27日 の日記 ......
■ 東京ブラウニー   [ NO. 2019022701-1 ]
 6年前栃木の新聞社に赴任するとき、会社事情に詳しいライターで社長夫人のチマキちゃんから「モテるにはスイーツよ」と教えられ、受付の女の子やお局さまに「俺も食べたかったから」と時折、いちご大福とかこじゃれたクッキーなどを差し入れていた。
 チマキちゃんは俺の誕生日に珍しいきんつばとかブラウニー菓子を贈ってくれ、4年前に頂いた恵比寿に本店がある「コートクール」の「東京ブラウニー」は今まで食べたお菓子の中で、一番おいしいものの一つだった。なじみの珈琲屋さんの常連にお裾分けしたら、とてもおいしいと評判で、その中の一人がわざわざ恵比寿の本店から取り寄せたこともあったくらいだ。
 この前、荻窪の日帰りの湯に出撃したら、ルミネの中にこの「コートクール」の出店があるのを発見した。お菓子断ちをしている身だが、このおいしいブラウニーを娘や知り合いの美女にも賞味してもらわなければなるまいと、先週3種類のブラウニーが入った箱を求めた。チョコの味がまったりとした「東京ブラウニー」、紅茶の味がほのかに漂う「アールグレイ」、ワインの香りがほんのり伝わる「デザートワイン」の3種である。
 細長いブラウニー14本が、しゃれた包装紙に包まれたしっかりした箱の中に入って3000両。贈答品には最適に思えた。就職試験の一次を突破した長女にこの3種類のブラウニーをお祝いにあげたら「アールグレイが一番おいしかった」とのことである。美女は「ブラウニーは家庭でも作れるお菓子だけど、デザートワインはなかなかない味」とのことだった。
 お菓子断ちをしている俺は、そうパクパク食うわけにはいかず、棒状のブラウニーを半分に割って1日2分の1個と決め、4ピースほど食べた。さすがに駄菓子の「太子堂」の商品とはレベルが違ううまさだ。
 「コートクール」は日本初のブラウニー専門店とのこと。ちょっと調べたら東証一部上場の「寿スピリッツ」(本社・米子市)グループの一員、「シュクレイ社」が運営している。寿スピリッツはお菓子の総合プロデューサーを標榜し、18年の売り上げは373億円で、5年前に比べ63%を売り上げを伸ばしている。その中で「シュクレイ」はこの6年間で売り上げを6倍にし、19年3月期では売上150億円を目指している従業員880人の会社だ。うまいものは少々お高くても売れるんだなぁ。

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