隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年04月05日 の日記 ......
■ 仕事がない!   [ NO. 2019040501-1 ]
 きのうの校閲バイトはほとんど仕事がなかった。3月は年度末ということもあり、1日A4で40ページの書類をチェックするなんてこともザラだったが、きのうは出勤して同僚の絶世の美女に「忙しそうですか?」と尋ねると「いいえ、これだけです」とNTTドコモの2ページの記者発表資料を渡された。15分ほどでチェックし終わり、美女と突き合わせ、発注者のお嬢ちゃんのところに持っていくと「ありがとうございます」。あとはベタ凪ぎ状態である。
 通常なら午後になって「これ、見てください」というのが4、5本あるが、年度初めなのか、動きがない。正規社員ならこれ幸いと、長い昼休みにしてまだ残っている桜見物に行ってしまうところだが、しがない業務アシスタント風情ではそんな気ままなことはできない。
 で、いつ来るかもしれない書類を待つかたわら、何をしていたかというと、新聞・雑誌の拾い読みである。バイト先はPR会社ということもあって、全国の地方紙がその日のうちに読めるし、国内で発行されている月刊誌、週刊誌をすべて購読している。3月は目の回るような忙しさで、それらの雑誌に目を通す時間はなかったが、きのうは「令和」に決まった裏話が載っている週刊文春、週刊新潮に目を通し、月刊「選択」を手に取った。さすがに「文春」は「令和」が3月になってから新元号のリストに付け加えられたという1項目を立てていた。
 その間、40分おきに35階のオフィス階からエレベーターとエスカレーターを乗り継いで、地下2階の喫煙ルームに足を運んだ。それでもまだ4時。帰るまでまだ2時間ある。仕事はまったくこない。次はデスクの上にこれ見よがしに並べてある言葉がらみの文庫本を開く。二た月ほど前に、ビルB2の書店で求めたものだが、まだ20ページほどしか目を通していなかった。これをタバコをはさんで30ページほど。小説などをデスクで開くのは、さすがにはばかられるが、こういう校閲絡みの本ならいいだろう。
 まだ、時間はある。で、スポニチ、ニッカン、報知、サンスポ、デイリーと揃っているスポーツ新聞をパラパラめくって日曜日の桜花賞の各馬の調教の具合をチェック。で、タバコにまた行こうとしたら、2年前に一緒のセクションにいたおばさまとエレベーターでばったり。この方とはいつもNHKの朝ドラの話をする。「なっちゃんを演じている子役の子が可愛いね。おじいさん役の草刈正雄も渋くていい」で意見が一致したのでした。やれやれ、ようやく6時。帰る時間だ。たまにはこんな日があっていい。

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