「年金生活者の馬券術探究の会」(会員1人)のメンバーとして、ここ数年、ダービーの日は東京競馬場のスタンドで身動きできなくなるほどの人出を楽しんできた。しかし、特別な事態が起き、きのうはテレビ観戦。一番人気の6番サートゥルナーリアがゲートで立ち上がって出遅れたのを見て、こりゃ、アカン。12番人気のロジャーバローズが優勝する波乱(馬連112倍)に、こういうこともあると頭を垂れたのでした。 特別な出来事とは、土曜日のマンションの住民総会で今年度の役員に選ばれ、きのう日曜日の理事会で副理事長のポストに就かされたことである。 俺の住んでいるマンションは8階建ての高層棟(2棟)で、他に8棟ある低層棟(3〜4階建て)と合わせて計299世帯が住宅管理組合をつくっている。これまで管理組合には全く無関心で、総会にも委任状を出すだけだったが、「高齢化で役員のなり手がいない」と役員の戸別訪問を受け、2月末に新年度の役員(計12人)になるのを了承した。 その後、理事会へのオブザーバー参加、前理事長らとの面談を経て、副理事長になることが総会の前に内定していたのだ。住宅管理組合の役員は任期2年。12人中半数の6人が新たに選ばれ、2年目の役員6人と一緒に仕事をする。前理事長は退任し、新理事長には理事2年目の低層棟に住む75歳の元会社員、S氏が就任した。 Sさんは理事長面談の際にも同席し、あいさつを交わしていたが、住民総会の前に「来年度は高層棟から理事長を出すのが慣例。お分かりですね」と告げられていた。俺の副理事長ポストは来年度の理事長含みの人事なのだった。ドッヒャー!! 総会では低層棟に住むうるさ型の人が次々に質問に立ち、この人らの顔はしっかり覚えた。しかし、きのうの理事会初会合では実務は全く分からず、2年目の若手理事に6、7月にやるべきことの説明をお任せした。俺、副理事長の他に面倒な営繕の仕事もやることになったのだ。 月1回の理事会のほか、住宅会社との打ち合わせとか、住民の人との懇談の日とかけっこう出番がある。「歳をとったらひとのため」「山より大きなイノシシは出ない」と思って、対応するしかないな。 × × × × × 今週の拙宅の花は、この季節にしか入荷しないというピンクと白の豪勢な芍薬です。 |
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