きょうのバイト休みは午後、美容院へ。と、午前中美女からの長電話と、先輩から難しい電話あり。長患いの先輩が亡くなったとの話もあり、合掌。ということで先月読んだ本。 渋沢栄一著、守屋淳訳「現代語訳 論語と算盤」。福沢さんのあとの1万円札の肖像になる渋沢栄一。何にも知らないでいてはお札が入ってこないのではと考え、主著の現代語訳を読んだ。資本主義の権化のような渋沢だが、福祉とか道徳をちゃんと頭に入れていた。岸本葉子著「俳句、やめられません」。十年ほど俳句をやっている著者が楽しみ方を語る。と言って、まだ俺は句作に励む心境ではない。竹内政明著「『編集手帳』の文章術」。病気で惜しまれながら退いた読売1面コラム子の本。以前にも読んだような……。 瀬尾まいこ著「そして、バトンは渡された」。ことしの本屋大賞受賞作。楽しくすんなり読めました。悪くはないが……。福岡伸一著「新版動的平衡」。福岡氏の著作はずっと読んできた。動的平衡という考え方もよいと思う。ところが、十年も前に読んだものだから、中身を忘れてしまう。で、確認の意味もあって手に取った。池永陽著「少年時代」。5月17日にもつぶやいたがこれはいいお話でした。柳家小三治著「もひとつ、まくら」。人間国宝、小三治師匠の落語の本題に入る前のまくらが面白いとか。で、まくらばかりを集めた本ができた。落語ファンとしては、つい、求めてしまった。で、1冊目の「まくら」も買ってきました。 小川洋子著「博士の愛した数式」。詳しくは5月23日につぶやいた。奥山俊宏・村山治著「バブル経済事件の深層」。村山氏は毎日新聞から朝日新聞に移った名物記者。実は入社同期なのだ。社会部系で実にねちっこい取材をする。経済部にいながら、そんなこと知らなかったと思うことばかり。最近この手の本に手が出るのは歳を取ったからか。亀和田武著「人ったらし」。このタイトルなら出た時に買っているはずだが、つい最近までこの新書の存在を知らなかった。12年前の出版。あっさり読了。内澤旬子著「ストーカーとの700日戦争」。内澤さんの本は「飼い喰い 3匹の豚とわたし」などいろいろ読んできた。実にユニーク。その彼女が移住先の小豆島でストーカー被害に遭う。週刊文春に連載されたものをまとめた。ストーカー被害に遭っている人には大いに参考になる。 |
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