先日、アルバイト先の人事担当者(女性)の呼び出しを受けた。今の校閲バイトは宇都宮から戻ったおととしの7月10日からやっている。勤務成績が優良なためもう1年契約を更新したいとのことである。3月だったか、常務さんと直属の部長に昼飯をゴチになったとき、「もうイヤだということはありませんか?」「とんでもない。行くところがあるというのは幸せなことです」という問答をしていたから、バイトは続くものとみていたが、この面談で1年継続が正式に決まった。「もう1年」の書面を持ち帰り署名捺印して翌日提出した。 思えば、この校閲バイト。最初の日こそ地下鉄大江戸線の乗り換えに手間取り、5分間の遅刻。次の日も3分間遅刻して、当時の直属の女性部長に「途中で倒れられたのではないかと心配するので、ちゃんと時間通りに来てください」と言われた。それから出勤時刻と定められた午前10時の10分前にはオフィスに入っており、以後2年間遅刻なし。週3日と決められている出勤日に病気で休んだことはない。 お盆の時など、上司から「あすは仕事がなさそうなので、有給休暇にしてください」と言われたケースはあるが、自己都合で休んだことはないのだ。バイトを始めて半年過ぎた時に、年間5日の有給休暇もしくは累計14時間の有給の時間休が認められた。女性担当者に「そんなの取ったことないよ」と言ったら、「あら、活用した方がいいですよ」と働き方改革に力を入れている会社だけあって、言うことが違う。 それで、夕方5時半からの老人会会合のある場合、1時間もしくは2時間の早退を事前に申し出、定刻の18時を待たずにオフィスを出る時がある。それでも2年間で活用したのは5、6回か。今日など仕事の相方の絶世の美女は先週に続き有給休暇を取り、校閲の出勤は俺だけ。まぁ、今は農閑期だからいいだろう。 この分でいくと、ありがたいことにあと3年は校閲バイトは続けられそう。俺の休みの週2日に出勤している、竹橋の会社同期で2歳年上のMくんは、社内で「最年長」と紹介されることが多いのだが、そうなると彼が出番でない日は、俺が最年長なのだ。これは古稀を過ぎてもバイトに行くことになるなぁ。 |
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