隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年06月11日 の日記 ......
■ 貧者の一灯   [ NO. 2019061101-1 ]
 金銭的に余裕のない生活を送ってきたので、これまで寄付・募金の類に応じたことはあまりない。母校が100億円を集めたいと同窓会に協力を呼びかけた十年ほど前、クラス幹事だったので募金集めの動きに加わったが、その時、同期で母校の教授になっている奴らがほとんど寄付していなかったことが判り、むかっ腹を立てた。
 おまけに大商社に務めていた幹事役のTくんが「一人当たりの寄付金額のメドは20万円。年収の100分の1くらいは協力できるだろう」と発言したので、年収2000万円の人間ばかりいると思ったら、大間違いだとそっぽを向いた。その後、Tくんが「1万円でもいいから、寄付者の数を増やしたい」と方針転換したので、それならと毎年1万円ずつの寄付を続けて7、8年になる。
 それで、同窓会報の寄付者名簿のところに年1回名前が載る。確か、大学は1000万円以上の寄付者はプラチナボードに、500万円以上はゴールドボードに、100万円以上はシルバーボードに名前を刻んで、大学本館入口脇にこのプレートを掲示するとしていた。寄付金の多寡で色を違えるなんて好きじゃないね。まぁ、我々の学年は周辺の年次より、寄付総額は多めだった。
 きのうは、某団体に頼まれてやっている読書感想文の添削のアルバイトの昨年度1年間の報酬がようやく入金されたので、その中から1万両をその団体に郵便振替で寄付してきた。4月だったか、この団体の奨学生が立川駅前で、声をからして募金の呼びかけをしているのに出くわし、100円を募金箱に入れるとともに、振替用紙をもらってきた。
 報酬が入ったらなにがしかの金額を寄付しようと思っていたのに、いつもの年なら5月の連休明けには振り込まれるはずなのが、ひと月も遅れた。組織が大きくなり、内部の意思の疎通がうまく行かなくなっているみたいだ。お金に関することって口に出しにくいが、あまりに入金が遅いので「いつになるの?」と問い合わせたくらいだ。
 先週、ようやくマチカネタンホイザ(これは四半世紀前のお気に入りの競馬馬の名前だ)で報酬が入り、晴れて寄付ができた。今回は100分の1ではなく、50分の1を団体にお戻ししたのである。
     ×     ×     ×     ×     ×
 今週の拙宅の花は、一番好きな真紅の大輪のバラ「サムライ」に、白の「ツートンピンク」というブバリア、それに緑色っぽいカーネーション「そよかぜ」です。

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