隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年07月23日 の日記 ......
■ 10勝22敗   [ NO. 2019072301-1 ]
 参議院選挙が終わった。俺が投票した候補は残念ながら東京地方区でも全国区でも当選しなかった。まぁそれはいいが、途中からわざと盛り上がらなくしたような妙チキリンな選挙だった。自公の与党は当然のごとく過半数は確保したが、維新と合わせても改憲発議に必要な3分の2(164議席)には達しなかった。
 かわりばえはしないと言っても、野党が共闘すれば自公をかなり追いつめることができることを証明した選挙だったと前向きに捉えたい。その証拠が32の1人区の結果である。野党はここを10勝22敗とした(6年前の13年は2勝29敗、3年前の16年は11勝21敗)。
 政権を握っている自公がまともなら、本来は0勝32敗であってもおかしくない。しかし、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」問題で防衛省がミソをつけた秋田、忖度発言問題を起こした塚田前国交副大臣が出馬した新潟、元パラリンピック選手が出た岩手、地元女性FMアナが出た宮城、山形放送の元アナが出た山形、元女性知事が出た滋賀、元国土交通相が出た長野、女性元衆院議員が出た愛媛、元朝日新聞社員が出た大分、元琉球大教授が出た沖縄の10県で、野党系が自公の票を上回ったのだ。気の利いた候補を立てれば、自公の壁は崩せるのだ。
 も一つ、俺が注目したのが山本太郎率いる「れいわ新選組」だ。全国で228万票も集め、特別枠の身障者2人が議席を得た。代表の山本は全国区で99万票も集めたが、特定枠の2人に議席を譲る形となった。彼は次の衆院選で出てくるだろう。テレ東の池上さんの番組で「なんで旧体制を守るような新選組という名前をつけたのか?」と問われ「維新を掲げて体制にすり寄る政党もあるじゃないですか」と切り返していた。
 わけの分からぬ政見放送をしていた、「NHKから国民を守る会」が、全国区で98万票を集め、全国区で1議席を獲得したのにはビックリした。国営放送はこれからやりにくいだろうな。
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 今週の拙宅の花は「アマダ」という深紅のバラと「ホワイトマリアージュ」という白いクルクマ、それにピンクのヒプリカムです。
 

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