隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年07月24日 の日記 ......
■ 保険証を忘れた   [ NO. 2019072401-1 ]
 若いうちは「飲む打つ買う」の遊び人が、歳をとると「薬を飲む、鍼を打つ、年金で宝くじを買う」のだとか。俺もカンのレキを過ぎたころから薬を手放せなくなった。ちょうど8年前の今ごろ、朝竹橋の会社に着いたら、右足にシビレを覚えた。オフィスに入ると右手がシビレる。これは血管に異常が起きたかなと思って翌日、主治医の国立カバ院長のところに赴くとすぐMRIということになり、脳梗塞が見つかった。
 幸い運動中枢、言語中枢からちょっとはずれていて、ラッキーだったが、以来右手右足のシビレは消えないまま。血圧を下げる薬と血液をサラサラにする薬を飲み続けている。脳梗塞になる3年ほど前から会社の健康診断では血圧の上が170くらいあったのを放置していたのがいかんかった。今は130〜140程度。薬を飲み続ける限り、再発はないという変な確信がある。
 もう一種類飲んでいるのが血糖値を下げる薬だ。栃木から戻って気が緩み、コーヒーに砂糖ドバドバ、お菓子食べ放題の生活をしていたら、血糖値がベラボーな水準に達してしまった。で、砂糖をセーブし、お菓子断ちをして、だいぶいい線まで血糖値の値は下がってきた。
 この3つの薬が切れたので、きのうの休みはカバ院長のところに行こうと思ったのである。朝、あいにくの雨。で、西国分寺から国立まで出て、バスに乗ったところで国民健保にしたばかりの保険証を忘れたことに気が付いた。最近、外出の時の忘れ物が多い。泣く泣く自宅に引き返し、空が少し明るくなってきたので、チャリでカバ院長のところに行くことにした。
 雨のせいか来院者が少なく、いつも2時間近く待たされるところが、1時間ですんだ。校閲のバイトをもう1年続けられることになったことなどを話すと「それはいいじゃないですか」とカバ院長。「血糖値の薬をまだ飲まねばいけませんか?」と尋ねたら「きょうの血液検査の結果で判断しましょう」とのこと。
 昔は血圧を下げる薬もサラサラにする薬もなかったから、脳梗塞などではかなくなる人が多かった。それで、がんが死亡原因の上位に来るようになった。できれば死因は「老衰」ということにしたいが、こればっかりは神様のおぼしめしだからな。「漏水」という死因もありか。

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