隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年08月26日 の日記 ......
■ コラムニストから法曹へ   [ NO. 2019082601-1 ]
 夕刊1面コラムニストだった福島支局の10年後輩のOくんが、司法試験に合格し弁護士を目指すというあまり聞いたことのない転身話は4月17日につぶやいた。Oくんは我が友、赤司の豪邸で行われていたホームコンサートの常連で、流通企業の広報ウーマンだった時代から知っていて、今は小学校のセンセをしている奥方も一緒に赤司邸にみえることも多かった。
 赤司夫人の諏訪湖畔引っ越しを前に今月10日に行われた赤司を偲ぶ会には、旅行中とかでOくん夫妻は欠席。Oは司法修習生になるので、定年まで2年を残して早期退職したという話を社会部の先輩にしたら、「そりゃ、近来にないいい話。OB会のホームページに顔写真付きで書いて」という流れになった。
 Oくんは経済学部出身で法律との接点はなかったはず。そのあたりどうやって勉強したのかを追加の取材をしないと書けないなと思い、Oくんに連絡を取ったら夫妻で欧州旅行中だった。帰国直後の24日の土曜日、電話で捕まえ30分ほど追加取材した。と、10年前千葉支局長から資材本部委員になった時「もうこれで記者職には戻れないな」と思い、時間にも余裕があったので、行政書士の資格を取る勉強を始め、これには1年で合格。次は最難関とされる司法試験を目標にしようとなったのだとか。
 1万人受験して400人が合格する予備試験を目指して受かるという確信もないまま、始業1時間前に大手町の喫茶店で参考書を開くこと7年。17年に予備試験に合格し、その7〜8割が受かる司法試験に18年合格した。「弁護士という肩書が役立つ場面もあるはず。少年絡みの事案で世のため人のために尽くしたい」とのことであった。
 そんなことを1時間かけて「目指せ、髪結いの亭主弁護士」というタイトルで1200字を書き、日曜日OB会の担当者にメール送信した。久し振りにリキを入れて外部向けの原稿を書いた。そしたらその日のうちにOB会のホームページにアップされていた。原稿の出来がよかったのか、他にロクな原稿を書く奴がいないのか……。これがライバル紙の目にとまり、「コラムニストから弁護士に」というようなほんまもんの記事になると面白いのにな。

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