きのうの防災の日はいつもとは違う過ごし方をした。当マンションで午前８時から安否確認訓練が初めて行われたのである。午前８時、訓練開始のサイレンとともに西側ベランダの手すりに国分寺市で使っている有料の黄色のゴミ袋をゆわえつけた。これが「大丈夫です」の印なのである。
そうしておいて約50㍍離れた管理事務所に集合した。すでに入り口すぐには机が設置され、マンション管理組合の理事長、防災担当理事が座り、次々に駆けつける消防班長の報告をチェックしていく。各班長の担当は８～10戸。黄色い目印を出していた世帯が何軒、災害時の要支援を申請している世帯の応答などを報告する。
俺は８階建ての高層棟１階に住んでいるのだが、表の道路に出て見上げるとかなりの家で目印の黄色のゴミ袋をベランダにぶら下げている。幸せの黄色いゴミ袋。これはなかなか感動的な光景だった。消防班長が失念していたり留守のところは若手理事が全10棟に走り、目印を確認。集計したところ299世帯の65％の197世帯で、目印を出していることがわかった。国政選挙の投票率よりはるかに高い。
消防班長は全部で36人いるのだが、朝早くからみんなよく協力してくれた。目印を出すという初の試みに住民の３分の２が参加したのだ。実際に大災害が起きた場合には、要支援者をどう救い出すのかとか、平日だったら不在者も多く、安否確認に手間取ることも予想され、こんなにうまくは行かないだろうが、このひと月、９月１日の午前８時には黄色の目印を出して！と会報や掲示、チラシで呼びかけてきたことを、住民の３分の２が守ったのだ。たいしたものではないか。
安否確認訓練が終わったところで月１回の管理組合の定例理事会。共有地に植物を植えている住民への対応など面倒な案件はあったが、まぁ、いい感じで２時間の会議を終えたのであった。
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今週の拙宅の花は「オール４ラブ」という濃いピンクのバラと「マキアピンク」という淡いピンクのリシアンサス、それに白いデンファレです。 |
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