オリンピックを1年後に控え、都内でタバコを吸うのがなかなか難しくなってきた。俺が五輪にあまり良い印象を持っていないのは、熱帯並みの猛暑の下でやるのはおかしいというのが大本にあるが、タバコに風当りが強くなったのも原因の一つだなぁ。 校閲のバイトの日の昼は新橋駅東口の近代的ビルの35階からB2まで降り、広場を横切って日本テレビが入っているビルB2のKという定食屋で四品定食(税込842円)を食うのが通常のコース。そのあと同じビルの「タリーズ」の喫煙ルームでホットカフェオレを飲みながら、このつぶやきの下書きをするのが習いだった。 ところが、この「タリーズ」、8月末から改装工事に入っており、喫煙ルームはなくなるのだとか。かろうじて店の前のテラス席は喫煙可になるというのを、きょうバイト先が入っているビルのB2にある「タリーズ」(禁煙)を応援で手伝っているなじみのお姉さんから聞き出した。やれやれ、ほっと一息。 この界隈では電通ビルB2にある「エ・プロント」が4月に全面禁煙になり、タバコが吸える喫茶店は日テレビルの「タリーズ」と歩いて2分のビル地下にある昔ながらの個人経営の喫茶店しかなかったからだ。全くコーヒーチェーンの禁煙化はどんどん進んでおり、この前四ツ谷で昔の記者仲間の呑み会があった時、時間つぶしに寄った「コメダコーヒー店」も喫煙コーナーがとっぱらわれていた。 贔屓の「ド・トール」は西国駅前でもどこでも分煙の喫煙ルームがあるが、来年4月にはどうなるのか?バイト帰りに寄る新宿駅地下B2のAも今は吸えるが、系列店でB1にあるAはこの前のぞいたら喫煙コーナーがなくなっていた。B2のAも時間の問題だな。JTはこの事態におとなしすぎるのではないか。 今は煙が外に漏れない喫煙ブースというのがあるようだから、JTが少し金を出して喫煙所をあちこちに造ってくれないと……。千代田区にある東京駅周辺でタバコを吸うのはほんとに大変だ。新宿駅界隈だと中央本線ホームの中ほどに喫煙コーナーがあり、ここはかなりの穴場なのだ。 |
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