先月末、10年間親しんだガラケーからスマホに変えて、まず取り組んだのはこの3年間にメールのやり取りをした相手にスマホデビューのお知らせメールをだし、返信のあった方のメールアドレスをすぐ取り出せるように整えたことである。 スマホに交換した時にガラケー時代のメールの記録を移したから、アドレスは分かる。しかし、かなり「深い」部分に記録されているメールもあることから、取り出すのに手間がかかる。で、返信メールでアドレス帳もどきを作ろうと思ったのだ。お知らせメールを出したのは20人ほど。そのほとんどから「おめでとう」とか「今ごろスマホに?」とか「自分もスマホにしようかと思っている」などのお返事をすぐにいただいた。 ところが、一人だけ音沙汰のない方がいた。国営放送のベテラン女子アナで7月に地方放送局のアナ兼放送部幹部に栄進した美鈴ちゃんだ。某政府高官を囲む会で十年ほど前知り合った数少ない女子アナの知人だ。小学生の男の子2人を東京の自宅に置いて”金帰月来”の単身赴任と聞いていた。立派な旦那様をお持ちだから、そういうことも可能なのだろう。 メールは届いてはいる。こういう音信がない状態はイヤなものだ。その美鈴ちゃんから今週月曜朝「連絡ありがとうございます。転職したのかというぐらい仕事も変わりましたが、ようやく慣れてきました。今、任地に戻る特急の社内です」というメールが来た。で、「女性管理職も増えてきたこのごろ。ふつうにやればいいんです。楽しく、明るく、厳しく!お体、くれぐれも大切に」と返信した。 ドキュメンタリーのナレーションなどで定評のある落ち着いた声質とは対照的に、心根の熱い方なのだ。これでリストが整いスッキリした。そうそう、スマホはショートメールがガラケーと違って、独立して表示されるので、使いやすいことに気が付いた。とはいえ、俺のスマホに来るのは中国語研究会の組閣要請メールだけなんだけどね。 × × × × 今週の拙宅の花は真紅の大輪のバラ「サムライ」と白いスプレーバラ「スイートホーム」、それにと薄いピンクのバラ(名前は不明)です。 |
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