隠居志願のつぶやき2017

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...... 2019年11月28日 の日記 ......
■ 困ったにょ   [ NO. 2019112801-1 ]
 きのうはバイト先の年に一度の健康診断だった。会社から歩いて20分ほどの新橋のクリニックに個別に赴く。ここでは昨年12月に血糖値がとんでもない数値であることが判り、1月から主治医の国立新田カバ院長の処方で、血糖値を下げる薬を飲み、泣く泣くお菓子断ちに踏み切った。カバ院長のところでも3カ月に1回血液検査をしているが、この検診でも血糖値が下がったことを示したいと期するものがあった。
 検診では尿検査もある。竹橋の会社では会場で紙コップを渡されその場で採尿していたが、このクリニックではトイレの数が足らないようで、あらかじめ届いた直径1aほど、長さ10aくらいの透明なプラスチック製の筒型の容器に、朝イチで採取したものを持ってこいとのことである。
 きのうの朝、寝ぼけまなこで採尿を終わり、紙製の容器から筒型の容器に尿を移したところまではよかったが、手元が狂ってキャップがころころと洗面台の排水口の中に落ち、取れなくなってしまった。う〜ん、困ったにょ。この大切な液体をどうやって新橋まで運ぼうか。そこで思いついたのが毎晩飲んでいる明治の飲むヨーグルト「PA‐3」(黄色の包装)の容器である。
 よく洗って中を丁寧に拭き、液体を移すと底から1.5aくらいにしかならなかった。これにキッチリふたをしめ、こげ茶色のビニル袋(名前はマジックで記入済み)の中に入れて、肩掛け鞄の中に縦にそっと入れ、満員電車の中でも網棚には上げず新橋まで輸送。昼この冬初めて着たコートのポケットに入れ、予約時間前にクリニックに赴いた。
 受付のお姉さんに「PA−3」の容器を差し出すと「飲料と混じるとちゃんと測定できないかもしれないので、これは廃棄させてください。こちらのトイレでこの紙コップに採尿して」。え〜、あんなに苦労して入れ物を見つけ運んできたのに……。「早く言ってよ」の気分。
 検診は小一時間で終了。そのあとはサテンでゆっくり昼飯を食い、会社を出てから3時間後にバイト先に戻ったのでした。毎日A450枚を見ていた先週がウソのように、月末はヨミ通り仕事が少ないのでした。

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