俺の生物学学習での最高得点は竹橋の会社を定年で辞めて、トホホのキャリアスタッフ収入で生活しなければならなくなった8年前の春の天皇賞の三連単1898倍である。7番人気のヒルノダムールが一着、エイシンフラッシュが2着、逃げ残ったナムラクレセント3着の2→15→3の馬券だった。馬連もちょっと取ったから19万両余りを手にし、これでどう手当てしようかと思っていた地上波デジタル用の32インチの薄型テレビを購入したのである。届いたテレビには「ヒルフラク」と名付けたのだった。 あれから幾星霜。ジャパンカップの三連単2万馬券とか、牝馬の2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ馬連万馬券ゲットなど秋のG1、4連勝で、おとといの朝日杯フューチュリティーステークスも気合が入った。単勝2倍の支持を集めた6番サリオスが強いとみて三連単勝負と考えていたが、2着には2番人気のタイセイビジョンが入り、馬連6.6倍(これは少々ゲット)の堅い決着となった。しかし、三連単は16頭立てで14番人気のグランレイが三着に入ったことから、902倍もの高配当となった、三連単は恐ろしい。グランレイなんか買えないよな。 実はこの2つ前のレースで同様なことが起きていた。16頭立ての北摂特別というレース。1着に2番人気の5番の馬。2着に1番人気の4番の馬。3着に12番人気の11番メープルの決着。俺は4番から馬連を5番、13番、10番、11番の4点に流して計1000両買い、三連単は4・5#4・5・13#4・5・10・11・13のフォーメーションで12通り100円ずつ買った。 メープルは近走不調で俺の教科書では全く無印だったが、調教が一番よく「一変もある」との評が載っていたので、三連単の3着付けにしたのだ。これがなんと三連単815倍。ことし俺がゲットした最高倍率で、8年前の天皇賞・春に次ぐ成績である。年末のモチ代にも欠く身にはとてもうれぴかったのである。 思うに、この日の午前中、マンション管理組合のJコム担当として、先週Jコムが配った工事のおことわりのビラに「これでは分からん。作り直して」という面倒な交渉を行ったのをターフの女神が見逃さなかったのだ。この勢いを今週末の有馬記念にもつなげたいものである。 × × × × 今週の拙宅の花は「レッドカリプソ」という真紅、「ティネケ」という白の大輪のバラと淡いピンクで淵が赤い「しおん」というカーネーションです。 |
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