今から44年前の1976年１月31日、ＮＨＫの政治部記者、山下さん（当時33歳）と妻紀子さん（27歳）との間に、五つ子ちゃんが生まれた。山下さんの駆け出し京都放送局時代に面識のあった清水寺の大西良慶貫主が名付け親となり、観音経の「福聚海無量 観音妙智力」にちなみ、長男福太郎、長女寿子、二男洋平、二女妙子、三女智子と名付けられた。
二間暮らしだった山下家は勤め先のバックアップもあったのだろう、４ＬＤＫに移り、二人の両親らも孫育てにあたり、82年には「１年生になりました」のスペシャル番組もＮＨＫで放送された。しかし、その後、この山下さんちの五つ子ちゃんの話題はあまり見聞きしない。きょう44歳の誕生日を迎えたはずだ。
なんでこんなに人んちの五つ子に詳しいかというと、５つ子ちゃんが生まれるちょうど四半世紀前に俺が生まれたからだ。どうでもいいけど、作家、大江健三郎の誕生日でもある。60代最後の誕生日ということで、気の早い方からはきのう「古稀おめでとう」の便りが届き、先ほどは２人の美女から「おたおめ」の絵葉書が届いた。昨今は手紙を出す人が少ないので、前日投函したものが翌日届くようだ。
きょうは本当はバイトの出勤日なのだが、マンション管理組合の総会準備のための打ち合わせが午後入ってしまい、今年の理事長就任を仕事場でもアピールしているので、上司に「有給休暇」取得の申し出、軽く了承された。現役の時はアニバーサリー休暇もロクに取れなかったが、働き方改革とやらで、バイト風情も年間５日間の有給休暇が当たるのである。このうち14時間分は時間有給にすることもできる。
幸い、この２年半のバイト暮らしでは風邪一つ引かないから、有給は年寄りの会合の際の早引けに使う。現役のころの会合はスタートが19時だったが、開始時刻がだんだん18時、17時半と早まってきた。バイトは正社員のように「ちょっと外の会合があるのでお先に」とはいかないのである。
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今週の拙宅の花は「ミルバ」という大輪の淡いオレンジ色のバラと「レディーラブ」という赤いスプレーバラ、それに黄色いラナンキュラスです。 |
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