先週の土曜日は竹橋の会社の元東京代表だったK氏こと鬼瓦の主宰する4組のゴルフコンペに出場してきた。コロナウイルスに配慮して、4組のコンペは飯能市の名門ゴルフ場で無観客試合として行われた。俺が芝刈りを始めたのは1987年で、オヤジと一緒に初めてコースに出た時は145を叩いたと記憶しているが、その昭和62年以来、平成を通じてもなかった140という輝かしいスコアを達成してしまった。 前半こそ「百獣の王」ペースの55とまずまずのスコアだったが、後半はグリーン周りのバンカーにことごとくつかまり、疲れもあって正確に砂を取れず、「バンカーファイブ」を繰り返し、9ホール中フタケタを叩いたのが4ホール(最悪は13)もあり、ハーフエージシュートどころか85という最悪のラウンド。同期生にいつもブービーメーカー確実ながら、コンペには必ず出てくるMくんがいるが、「Mはいつもこんな気持ちで回っているのかな」と思ったりもした。 一緒に回ったのは今の編集大幹部のSくんと竹橋のビル地下に蕎麦屋に勤務するC嬢。初優勝を狙うSくんは前半50。C嬢も55とまずまずだったが、後半は10、10、10のスタートで彼女も75と大きく乱れた。難しいコースで全員が後半スコアを崩し、ベスグロでもトータル103という低レベルのゴルフだが、俺ほどひどいスコアの参加者はいなかった。 で、19番ホールの表彰式。新ぺリア方式でハンデは青天井である。C嬢とブービーを争うと思っていたが、最下位13位から名前が発表されていったのになかなか名前が出てこない。C嬢はなんと5位。俺、フタケタを叩いたホール全てが隠しホールにはまりハンデ62が効いて、3位入賞である。準優勝はグロス108にまとめたSくん。優勝は118も叩いた鬼瓦である。 Sくんは1−2着を当てる「馬券」で俺と同じ6枠である。俺はいつも馬券は自分の枠から総流しすることにしているから、鬼瓦の1枠への「1−6」の馬券も持っている。やった。的中者は俺とSくんの2人だけで配当は5800両。オネストでもショートホールのノットオンペナルティでも大枚を供出させられたが、その分以上に馬券で取り返した。記録的なスコアではあったが、最後には笑ったコンペなのだった。 × × × × 今週のトイレの一輪挿しは「ミッチャン」という濃いピンクのダリアです。
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