小池都知事と吉村府知事にせっつかれた形にして政府は新型コロナウイルスの緊急事態宣言(5月の連休明けまで?)を出す運びとなっているようだ。これで予定がまた一つ狂った。実は今度の土曜日、竹橋の会社入社同期による2組の芝刈り大会を八王子の名門ゴルフ場で企画していた。8年前に春秋開催でスタートしたこのコンペ。当初は同期8人がそろったが、亡くなる奴が出たりゴルフはもう卒業というのがいたりして、最近では2組8人を揃えられず、性格がよくて腕前もそこそこという先輩、後輩に「目付」としてのオブザーバー参加をお願いし、11日は15回目の開催となるはずだった。 ところがコロナさまのおかげで、先週早々「大目付」のきたさんが電車内が怖いとリタイア。先週半ばにはOくんが「今コロナにかかると会社がストップしてしまう」と出場を取りやめ、ゴルフ大好きな悦ちゃん社長までが「社員に自粛を呼び掛けている立場上……」と撤退を表明。で、同期ゴルフは延期としたが、年配者の免疫力向上になると、「目付」の一人の南房総からの8年ぶりの帰京記念として、4人でラウンドする手はずを整えた。 しかし、どうも雲行きが怪しくなってきた。宣言が出されるとゴルフ場はクローズになるかもしれない。そうなってから中止にするのもごせやけるので、先ほど出場予定の「目付」3人に延期の連絡をした。なんで名門ゴルフ場での開催にここまでこだわったかというと、2月にここで行われたプライベートラウンドで、俺は大事な緑色のハンチングをロッカーに置き忘れたためである。そのときはすぐに置き忘れに気付き、ゴルフ場には「4月11日にお邪魔するので預かっていておいて」と頼んでいた。 さっき取りやめの電話をした時に、ハンチングの病状を尋ねたら「緑のチェックのですね。あります、あります。次に来場されるまでちゃんと保管しておきます」。さて、このコロナ禍で、次に取りに行ける日は、いつ来るのだろうか。俺は夏が終わるまでは絶対無理。年末まで続いてもおかしくないし、来年の五輪開催も難しいと極めて悲観的にみているのだが。 |
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