することのない在宅勤務で、テレビをつけるとコロナの話ばかり。モーニングショーで一番視聴率を取るテレ朝の羽鳥慎一モーニングショーなどはテレ朝社員の玉川なにがしがキンキン声で持論を展開する、政府の代弁者のような時事通信出身の田崎なにがしが偉そうにしゃべる。生産的とも思えぬ話に、もう疲れちゃうからあんまりテレビは見ないようにしようと思った。
こういう時はコロナと関係ない番組に限ると思っていたら、おととい夜はBSで「刑事コロンボ」をやっているのを発見。こりゃなかなか楽しめた。その前に放送していた都電荒川線沿いの桜を愛でながら、美形のお姉さんが10キロをランニングする「旅ラン」とかいう番組もよかった。この春の桜は、国立の大学通りの他はほとんど見ていない。「旅ラン」は２年前の桜だが、隅田川沿いのシダレや飛鳥山の桜、神田川沿いのソメイヨシノもなかなか乙だった。
きのうの朝は府中街道沿いのデニーズまで朝飯を食べに行き、喫煙ブースが撤去されたのを発見、なんだなぁと思ったが、帰りは武蔵国分寺跡や国分寺公園まで、チャリ「メルセデス号」を走らせた。今は新緑がとても美しい。コロナの時でも木々はちゃんと芽吹くのだ。緑のグラデーションを見ていると、免疫力がぐんぐん付いてくるように思うね。
帰りには、近所のお気に入りのレストランがテイクアウトサービスを始めたのを発見した。こういう試みは支援しないとと思い、幕の内弁当を購入した。テレビ欄をみたら、「ダーティーハリー２」をやっていた。今は監督業に忙しいクリント・イーストウッドが若くかっこいい。派手な銃撃戦やカーチェイスのシーンに見入っていたら、コロナのことを少し忘れられたのである。
しかし、気に入っている「サラメシ」にしても「鶴瓶の家族に乾杯」にしても、外出自粛の下では、番組が作りづらくなるだろうな。毎日新聞の運勢欄で本日の俺の運勢を見ると「テイクアウトが幸運の鍵」とある。それでまた、近所のレストランのお弁当を買うことにした。
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