このつぶやきの読者から「ほんとに遊ぶことに熱心」との指摘を受けることが時にある。現役時代、馬車馬のごとく仕事一途だった反動からか、今や「遊びをせんとや生まれけん」とうそぶく心境なのだが、新型コロナウイルスのおかげで、芝刈りは中止が相次ぎ、中国語も勉強会場が「密閉空間」ということで場が立たず、フラストレーションはつのり、免疫力の低下ははなはだしい。 そんな中で生物学だけは授業に参加している。野球もサッカーもバスケもゴルフもプロスポーツが次々に開催延期となっているのに、生物学(競馬)だけが何故、無観客レースが許されているのか。この前の日曜日、3歳牝馬の3冠レースの第1戦、桜花賞が阪神競馬場で行われた。事前のテレビ番組で、中止にならない理由について「競馬の売り上げの10%と中央競馬会(JRA)の剰余金の半分が国庫納付され、その額は3000億円に上っているから」と競馬新聞の編集委員がしたり顔で解説していた。 そうなのだ。JRAは農水省の傘下で、そもそも競馬は優良軍馬の振興のため設立されたのである。競馬より売り上げのあるパチンコのあがりがストレートに国庫に入ることはない。加えて、競馬は無観客レースにしておけば、密閉・密集・密接の「三密」は避けられる。すべては金がものを言うのかもな。 まぁ、そんなことはどうでもよい。今、競馬場やウインズでは馬券購入ができないので、竹橋の会社時代の後輩Kくんにメールで馬券購入を頼んでいる。桜花賞は2番人気、1番人気、9番人気の順の決着で、もちろん馬連の馬券(11.1倍)は取ったが、三連単はおしくも外した。1−2−4着、1−2−5着の三連単は持っていたのになぁ。 今週日曜日は3歳牡馬のクラシックレースの第1戦、皐月賞が行われる。Kくんの口座にまだ残高が残っているので、この一週間、予習を積み重ね、G1、3連勝と行きたいものだ。テレビ中継される大きなレースしか頼めないので、この春、あまり多額の飼葉料は出していないのだ。 |
|