隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年04月20日 の日記 ......
■ G1皐月賞   [ NO. 2020042001-1 ]
 見込みより2年ほど早く素浪人になることが決まって、思い浮かんだのは先週、毎日歌壇の入選作に見つけたいわき市のY氏の三十一文字「六十代半ばとなりてこれよりは先に立つこともう考えず」という短歌だ。この歌を紙面に見つけた時、その心境がひたひたと迫ってきた。で、そのもじり「七十代近くになりてこれよりは仕事に行くこともう考えず」。
 そうなると、することは一つ。遊びなのだが、コロナ禍で中国語も芝刈りもままならぬとなれば、無観客なれど開催されている生物学しかないではないか。土曜日は中山グランドジャンプとアーリントンカップの2レース。遊ぶばかりではいかんと、マンション管理組合の会報4月号用に書くことになっていた損害保険関係の面倒な原稿を2時間かかって書き上げ、テレビ桟敷の前に。
 ジャンプは読み通りオジュウチヨウサンが5連覇を達成し、三連単27倍をちょっと取った。阪神競馬場のアーリントンは三連単が82倍もついた。これを原資に日曜の3歳牡馬のクラシック第1弾、皐月賞で勝負である。
 俺の本命は3月の弥生賞で強い勝ち方をした5番サトノフラッグ。対抗は年末のG1ホープフルステークスを勝った1番コントレイル。暮れのG1朝日杯フ―チュリティーステークスを勝った7番サリオスは二着候補。もう一頭の2着候補は17番ヴェルトライゼンデ。3着候補にスプリングステークスを勝ち、調教もよかった16番ガロアクリーク。もう一頭13番ダーリントンホールも入れた。
 G1の前には布団を干し、寝室で掃除機をかけ、きれいにしてレースを迎えた。稍重の馬場。後方から行った一番人気コントレイルは4コーナーで大外に出し、前を行くサリオスとの壮絶なたたき合いを制し、無敗で皐月賞を勝った。3着には大外から8番人気ガロアクリークが飛び込んできた。やった、三連単ゲットである。まずまずの配当になると思っていたら263倍である。馬連も少々。
 これで竹橋の会社の後輩Kくんの口座にかなり貯金ができたから、しばらくは持ち出しなく生物学が楽しめる。バイトを首になり安定収入の道が絶たれることになるのだが、よくよく考えると生物学の方が本業だったのだ。

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