コロナの下での巣ごもり生活はパソコンに来るメールが命である。もっとも校閲のバイト先からは、在宅勤務の延長を知らせるメールが来ただけで、ウイルスチェックが済んでいないからと、仕事の依頼は全くない。このパソコンのメールに???と思う事象が立て続けに起き、対応に苦慮している。 在宅勤務中はだいたい朝9時過ぎパソコンを立ち上げ、メールチェックして返事が必要なものにはすぐ返信してゴミ箱に移動することにしている。受信箱にメールがたまっている状態が気に障るので、校閲のバイト中も校正依頼のメールが来ると、添付資料をすぐ紙に打ち出して、メールそのものはゴミ箱に片付けることにしていた。しかし、直ちに返事ができないものやじっくり読み返したいメールの場合は、やむなく受信箱に置いておくことがある。 金曜日、例の10万円一律支給にからんで、35年以上の付き合いのある金融当局高官に近況報告を兼ね「よもや、あなたはもらわないでしょうね」とメールしたら、土曜日その返事が来た。ゆっくり読もうと思って受信箱に入れておいたら、日曜日その高官からのメールが跡形もなく消えていた。 月曜、マンション管理組合の理事長から、総会に掛ける議案について、理事経験のある組合員から「添付のような意見書が届いた。回答が必要と思うので意見を寄せて」とメールが来た。添付書類を開けると何やらとても複雑な内容なので、ゆっくり考えようと思って、受信箱にそのままにしておいたら、昨日になって理事長からのメールが消滅していた。 ウチのパソコン担当で、今は週1日出勤し4日は在宅勤務の長女に原因解明を頼んだら、しばしあって「このようにメールが消えてしまうケースが何件か報告されているようだが、復元は私の手に負えない」とのことである。 う〜ん、こんなことが続くようでは、とっても不安。いったんメールを開けて添付資料を読みあとから再読しようとして、そのまま受信箱に戻すと消えてしまうものがあるようだ。素浪人予備軍となり、大金が絡むような大事なメールが来るわけではないが、これ、どうしたらよいのだろう。
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