定期券の期限切れが近づくと、改札口を通るたびに「〇日まで」の表示が出る。あれ、せかされているみたいでイヤなもんである。新橋までバイトに行くので、自分で購入していた西国‐新宿間の6カ月定期の期限が切れ、4月に西国‐国分寺間の1カ月定期を買ったという話は先月8日につぶやいた。 その後、バイト先から諸般の都合により7月以降の契約更新はしないと通告され、7月10日から素浪人になることが確定したが、さて、巣ごもり生活が続く中、定期券はどうしたものか。結論は出不精にならないためにも、定期券は持っていた方が賢明ということになった。 同期生の中には完全リタイア組も多く、同期会では「柏から都心に出てくるには往復に1000円かかるから、その機会に展覧会を見るようにしている」とこぼす輩もいる。会社をクビになって初めて、交通費というのが思いのほか大きな出費となることに気付くのだ。で、後輩には自分で買った都心への定期券を見せびらかす奴もいるのである。 電車に乗るたびに切符を買っていたのでは、体のキレが悪くなる。で、エイやっと、素浪人になっても一番使うであろう西国‐国分寺間の6カ月定期をこの前購入した。18980両。コロナ禍で家計簿を見ると交際費の出費が激減しており、2、3回宴会に出たと思えば、このくらいなんてことないのだった。 西国−国分寺間のひと月の定期券代はたしか3950両だった。6カ月分をひと月にすると3100両ちょっとで、800両余りお得。6カ月定期は割引率が高いのである。西国‐国分寺の往復の電車賃は260円だから、12回出動しないと元が取れない計算だが、まぁそんなことドーデモイイ。素浪人には定期を持っているということが大事なのである。 × × × × 今週の拙宅の花は黄色い大輪のバラと白のカーネーション、それに赤いスプレーのカーネーションです。 |
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