無人売りの店で先日生まれて初めてダイコンを買った(150両也)のは、「男のええ加減料理」の中級篇にある「白菜+豚バラ」に挑戦するためである。G1をゲットした日曜夜、ころはよしと土鍋の中央に角を取ったダイコンを置き、周りに白菜と豚バラを重ねたのを隙間なく詰めていき、カップ4分の1の料理酒を入れ、ふたをして強火で煮る。グツグツしてきたら中火にし約10分。そして、うどんだしの素を加え、煮立ったら弱火にして5分煮る。 調理時間は25分の見込みである。白菜は多少お高いのを国分寺のクイーンズ伊勢丹で入手。サトウのご飯と即席の味噌汁、料亭の味で大勝利を鍋で祝うはずであった。ところが何かおかしい。部屋に焦げ臭いニオイが立ち込め、土鍋のふたを取ったらほとんどの白菜は黒焦げ、豚バラの半分以上がカリカリになっていた。う〜ん、どこがいかんかったのか? ウチのリンナイのガス台はレンジが2つあり、流しに近い右を湯沸かし、フライパン料理にもずっと使っていた。しかし、よく見ると、右のレンジには炎マークが3つあり、左が炎マーク2つ。どうも右のレンジは中火のつもりが強火、弱火のつもりが中火になっていたようなのだ。まぁ、料理には失敗がつきものとはいうものの、軽く初級篇をクリアしただけに、ちとショック。おまけに土鍋の内側には焦げ付きがべっとり。 タワシでごしごしやったが、焦げはどうにもならない。で、月曜日、初級篇にあった「エコゆで卵」に卵3個でトライしたら、水がグツグツし出して卵の表面に黒いすすがたくさん付いた。菜箸でガリガリやり、これで焦げの半分は取れたが、まだ焦げは残っている。なになに、料理教室を開いていて一番多いのは強火のまま調理し続け焦げ付かせてしまうという失敗、とな。 次はこの土鍋で「和風シューマイ煮込み」にすき焼きのタレを使って挑戦するつもりだが、多少の焦げ臭さは我慢しないとな。 |
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