隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年06月03日 の日記 ......
■ ナンコ―と遭遇   [ NO. 2020060301-1 ]
 下手な手料理にも飽き、さりとて国分寺に出てもなじみの店は夜8時で閉まってしまうので、たまらん坂をチャリで駆け降り、国立の中華の名店「香来」へ出撃した先日、店に入るとどこかで見たようなおじさんが、餃子とイカを炒めた定食を食っていた。あれ!ナンコ―ではないか。昨年10月彼の誕生日をこの店で祝して以来だから、逢うのは半年ぶりか。
 年の3分の2をタイのチェンマイで過ごし、昼はゴルフ、夜は不思議な絵の制作に取り組んでいるナンコ―。「タイでコロナにやられているのかと思った」と言ったら、コロナ騒ぎにヤバいと思い、3月中旬帰国。2週間拘束されることもなく、国立に舞い戻り、自分が創業したインテリアの会社に出かけては従業員にメシを食わせたりする日々だったとか。
 「ゴルフは?」と尋ねたら「全然、やってない」と言うから、近くのゴルフ練習場が”密”にならないようにして営業していることを教えてあげた。これは初耳だったのだが、金持ちのナンコ―は茨城の方にマンションを保有し他人に貸しているのだとか。その固定資産税をまけてもらおうと思ったがうまくいかんかったのだとか。
 相変らず株式運用をやっており「コロナで企業業績はリーマンの時よりひどいのに、なんで株価が高いのだ」と日ごろの疑問をぶつけたら「う〜ん、それがよくわからん。こういう時に稼いでおかんと」だと。資産家は考えることが違う。俺も定食を食い終わり「コーヒー行くか?」と言ったが、夜8時過ぎに開いている店はない。それで近くのマックでテイクアウトして、増田書店の前の大学通りのベンチで歓談。
 聞けば、血糖値の値が半端なく高い。「医者によく歩いて来れたねと言われ、点滴までされたが、全く問題ないんだよね」。昔から不思議な奴だったが、いくら個人差はあると言っても、この数値はちと心配。首都圏に身寄りのないナンコ―は、お陀仏になってもすぐには発見されないぞ。「我ら年配者の責務はコロナにかからないこと。気を付けような」と言って別れた。この分だと、また「香来」で逢いそうだな。
     ×     ×     ×     ×
 今週の拙宅の花はイリオスという黄色の大輪のバラとマルゴーというピンクのバラ、それにローラというピンクのスプレーバラです。

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