隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年06月12日 の日記 ......
■ 高級パン   [ NO. 2020061201-1 ]
 西国南口駅前すぐにあったおにぎり屋がつぶれたのが今年初め。そのあとに「考えた人すごいわ」の大きな看板ができたのが4月。いったい何ができるのかと思っていたら、6月1日に開店したのは高級パン屋さんだった。2斤でしか販売せず800円+消費税。
 近くのパン屋さんで求めた半斤でも時にカビをはやしてしまうので、こりゃ、手が出ないなと思っていたが、物見高い客がいるもので、開店の日から行列が絶えない。だいたいは「売り切れました。今は夕方6時お渡しの整理券を配っています」と貼り紙がしてある。
 そうなると一度は食べてみたいじゃない。きのう昼前、「オーケー」に出撃する前、店の前を通りかかったら、店員さんが「今すぐお渡しできます」。開店から十日たち、並ばなくても買えるようになったみたい。で、864両を出して買いました。
 なになに、最初は「トーストせずそのまま召し上がれ」とな。家に持ち帰って、20年ほど前、何をトチ狂ったのか専門店で6000両も出して求めたパン切包丁で、3a幅くらいをカットして、もぐもぐ。うん、なめらか食感。「ケーキのようなパン」とあるのは、あながちウソではない。
 夜には仕事帰りの長女と一緒にトーストにしてバターを付けて食った。副菜は卵とキャベツの香味醤油炒め。長女は「バターっておいしいんだね」と妙なことを言う。俺なんかガキの頃はずっとマーガリンで、バターになんか手が出なかったから、大人になってからはバターが大好物なのだ。
 パンに付いてきた説明書によれば、、買い上げ翌々日以降は、3aくらいにスライスしてラップで密着包装し、冷凍保存せよとある。そんなの面倒だから、フワフワなうちに食っちまおう。
 このたいそうな名前の店は、首都圏では横浜菊名、清瀬、それに仙台と広島にあり、西国は5店目とか。その他、同じプロデューサーの手で、「乃木坂な妻たち」「ねぇぇほっとけないよ」というネーミングで高級パン店を展開しているのだとか。
 笑ったのはこのプロデューサーの名前が、3年前までいた栃木の新聞社の社長さんと字はちょっと違うが同じ「キシモトタクヤ」というのだった。こんなことあるのだ。でも、この食パン、高いからもう買わないと思うな。

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