隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年06月24日 の日記 ......
■ 最後のご奉公   [ NO. 2020062401-1 ]
 3月からの在宅勤務という名の仕事なしの状況から、今月末の雇い止めで、素浪人生活になだれ込みと考えていたが、世の中はやはりそんなに甘くなかった。校閲のバイトで毎年やっていた面倒な仕事先からきのう、「ことしもお願いします」と担当者(女性)にメールが来て、俺の雇い止めのことを知らないこの女性(彼女も在宅勤務)から「自宅に資料を送りましょうか?」とメールが来た。
 これに気付いた上司が「○○さんは6月末で勤務終了ですが、同僚の女性にちゃんと仕事を引き継いでください」と連絡が来た。この4カ月間、自宅でずっと校閲作業をしているこの絶世の美女(52)からは「私が出社して資料を受け取ります。○○さんも出社できますか?」と言うので「行きます、行きます」。ということであすから何日かかるか分からないが、久々に校閲作業に取り組むことになった。
 先ほど届いたメールによると、資料は25点で締め切りは来週の月曜日。通常の仕事依頼なら1週間で上げてというなら、そんなに分量は多くなく、25ページ分だったらこなせるかなと思ったが、この仕事先の作業は細かい数字がいやになるほど並んでいることが多いのだ。
 絶世の美女に昨夜久しぶりに電話して「よろしくね。ところであなたはクビにはならなかったの?」と尋ねたら「5月末に契約更新と相成りました」とのこと。よかった。俺らのような年配者と同様にクビを切られたら、生活設計が成り立たなくなるからね。週3日勤務の俺と、我が同期で週2勤務のMくんが雇い止めになった後は、彼女と校閲専門会社からの派遣(1人)で校閲作業を行うみたい。
 クビまであと1週間というタイミングで舞い込んだ仕事。電車の乗り方も忘れちゃったが、コロナにかからないようにして、最後の仕事にマジメに取り組むことにしよう。この4カ月間、仕事をしようがしまいが、給料はきちっともらえていたから、このくらいやらないと、お天道様のバチが当たるもんな。

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