土曜日の夕方、朝からマンション管理組合絡みの3つの会議が続き、ヨレヨレとなってボケっとソファでテレビを見るともなく見ていたら、珍しく次女からメールが来た。「流れで国立に来た」。はて「流れ」とはいったい何だろう?近くにいるから夕飯をご馳走せよということかと電話すると、8時には手がすくと言う。彼女の誕生日は4月末。この時は「メシ食べようか?」と連絡したら、「コロナが落ち着いたらね」。誕生祝が延び延びになっていたのだ。 なぜ、国立にいるのかというと、都知事選革新候補の選挙運動を彼女の地元、調布で朝、手伝ううち、高幡不動、立川、国立と付いてくることになったみたい。幸福実現党でなくてよかった。で、8時に国立駅周辺で落ち合うことにして、7時過ぎ国立駅に着くと、南口ロータリーに人だかり。と、女子大生風の子がビラを配っている、小柄で童顔な次女なのであった。「候補者もおります」とか。ふ〜ん。 公示直後、立川駅北口で新選組の山本太郎、熊本県前副知事の小野泰輔を拝んでいるから、この宇都宮健児で候補の顔を見るのは3人目だ。お籠り中の現職に遭ったら「カイロ大卒は?」と聞きたいところだが。「ド・トール」で時間をつぶし、8時過ぎ落ち合った次女と向かったのはイタリアンの名店で、9時までの看板が出ていた「文流」である。 生ビールで乾杯。アルコールを口にするのは3カ月ぶりかな?いろいろおいしそうなのが並んでいるオードブル、シラスの冷製パスタ、カラスミの温かいパスタ、鯛を細く割いたジャガイモでくるんだ珍しくてうまいもんをシェアして食べた。9時までのはずが10時近くまで開けていてくれた。話はもっぱら「テレワーク」について。次女が勤める出版社はかなり前から社員にウイルスチェック済みのノートパソコンを貸与し、リモートワークが可能なのだとか。 この間、会社に行くのは3週間に一度くらいで、自宅でパジャマでお仕事とか。ただ、新入社員ら若い人は仕事が覚えられないだろうな、とのことであった。在宅勤務で2`太ったという次女は飼い葉食いも良く、競走馬ならけっこう走りそうな感じで安心した。別れ際「もうアラフォーだよ」という言葉に感じ入ってしまった。自称「永遠の18歳×2」はたしかにアラフォーなのであった。 |
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