隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年07月16日 の日記 ......
■ 良い文章の書き方   [ NO. 2020071601-1 ]
 先日、ブログも書いてる旧知の美女と雑談をしていて、俺が毎日800字をつぶいていることに関して「私、最近、まとまった文章が書けなくて……。どうやったらうまく書けるか教えて?」と難しいことを聞かれてしまった。即座に「毎日書くこと。量は質に転化する」とエラそうに答えたのだけど、書き慣れってあるよね。それで、文章を書くということをツラツラ考えてみた。
 俺のこの”つぶやき”は800字見当。20年前、書簡集のご厚意で文章修行のため始めた(スタート時は「冷奴の部屋」)。新聞の1面コラムよりちょっと長いくらいか。このくらいの分量なら、最後まで一気に読み通すことができる。おしまいまでつっかえずにす〜っと読める文章が一番よいと思っているのだ。ガラケーからスマホにしたんだから、ツイッターをやってもよさそうなもんだが、140字じゃぁ、なかなか意を尽くせないという思いがある。
 それと美女に話したのは、駄文でも大切なのは「タイミング」ということ。夏炉冬扇という四文字熟語があるが、いまどき、正月をテーマにした文章を読まされるのはかなわんでしょ。もっとも小学生新聞の編集長をしていた時、七夕の時分に外部筆者に書いてもらっていたコラムが、みんな七夕をテーマにした内容で、これには弱ったことがあった。小学生新聞はタブロイド8ページ。そのほとんどのページに七夕の話が出てくるんじゃあ、小学生だって「馬鹿にするな!」と言いたくなるでしょ。
 この時期、新聞のどのページも新型コロナで埋まっているが、あまり過ぎれば読む気も失せるよね。きょうの東京の新規感染者は280人とか。ゴート―キャンペーンなんかやってる場合じゃない。それと「一人よがり」の文章はあかん。文章は自分以外の他人が読むもの。時にブログなどで自分だけ悦に入っている文章が散見されるが、そういうのに出くわすと次からは見なくていいやという気になる。
 その他「文章には余韻が大切」とか「そこはかとなく漂うユーモア」とか、いろいろ名文の条件はあるけど。そういうのは文章の達人に任せて、基本の基は「正しく正確に」思いや考えが伝わることなんだと思うな。

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