3月に俺がバイトの在宅勤務になると、引き換えのように勤め始めた長女。現在はコロナのため週3日出勤し、2日は在宅勤務というパターンだが、コロナが猖獗を極める新宿に勤め先があるとあって、きっちりマスクをして朝、出て行く。免疫力を付けるにはおいしいものを食べるのが一番と彼女が仕事から帰宅した晩とか、出勤日の前日は料理の腕(?)を振るうようにしている。今月から素浪人になり、時間は有り余るほどあるからねぇ。 料理といっても、なにSB食品とかが開発している調理用の魔法の粉末を掛けて味付けし、フライパンで炒めてあったかいものを食べさせるだけ。長女はほとんど料理はしないが、俺の大嫌いな皿洗いなどの後片付けはやってくれるので、喜んでレンジ台の前に立てるというもんだ。 昨晩の献立は、@焼き肉Aキャベツと玉子の香味醤油炒めBピリ辛こんにゃくに、いつものサトウのご飯に「料亭の味」の即席みそ汁。それにちりめん山椒とゴマ昆布の佃煮。@ABはフライパンを使う。あったかいものを同時に出す段取りは、まだ料理初心者のためよくわからない。 で、こんにゃくはすこし冷めても食べられると考え、先週水っぽくなり失敗したBから着手することにし、玉こんにゃくを半分に割って、フライパンで炒め、「ちぎりこんにゃくの炒め煮」の赤唐辛子などが入った魔法の粉末をまぶして、こんにゃくにからめて炒め「あったかいうちに食べていいよ」。次は何度も作っているA。まず、といた玉子をフライパンで炒め、いったん皿に取り出し、次にキャベツをサラダ油で炒め、玉子をフライパンに戻し「香味醤油」の魔法の粉末を振り掛けよく混ぜながらさっと炒める。これはあまり失敗はない。 Bは前の晩作った「豚バラともやしのニンニク炒め」で肉が少々余ったので、使ってしまおうと思ったのだが、「オーケー」に買い物に行ったら、豚モモの薄切りが焼肉用とあり、バラ肉より安いので飛びついた。ゴマ油で熱した後、エバラの焼肉のたれをぶち込みジュージューやったら、少々肉が硬くなってしまったが、食えないことはない。 ほんとうなら、3品が揃ったところで「いただきます」なんだろうが、あったかい方がうまいに決まっているから、長女には「出来たものから箸をつけていいよ」。俺は味見をしながらの調理だったが、玉こんにゃくを箸でうまくつかめずいらだった。昨晩作ったのは何度目かの調理だから、問題はないが、次はこのSBの魔法の粉末で「きゅうりの山椒和え」に挑戦だな。 |
|