長い梅雨が明けたと思ったら、急に暑くなった。テレビの天気予報での棒グラフを見ていると、コロナ感染者が増えるのと同じように、全国の真夏日（30度以上）の箇所がぐんぐん増えている。35度以上の猛暑日の地点もあって、今日なんかは京都で38度の予想とか。盆地は暑いのだ。20数年前の夏、淡路島の友人を訪ねた帰りに京都で出くわした焼けるような暑さを思い出した。
マンション管理組合の理事長兼小間使いになってから、毎日のように事務所に常駐するおばさんから電話が掛かってくる。おとといは2週間ほど前、工事の見積書を見たゴミ置き場のドアの修理に、業者が午後から来ますが、営繕担当の理事に伝えましょうか？という内容。
理事さんはフルタイムで働いているから、そんなの対応できるはずはない。で、「いいよ。俺が立ち会うから」。敷地内に５箇所あるゴミ置き場のアルミ製のドアが、設置から７年たちガタピシし始め、見積もりだと修理に６万円近くかかるとのことだった。
こういう集合住宅で大切なのは、平時ではゴミ収集と駐車場の管理がきちんと行われていることと心得ている。で、来訪予定の１時半に、ゴミ置き場の様子を見に行くと、猛暑の下、親父さんが職人１人を連れてきていて、電動ドリルのようなんで引き戸の部品を交換している。アルミの枠に穴を開けるんだから、素人ではとても無理だなと様子を見ていると、職人のベストの後ろ両脇に直径10㌢くらいの丸い穴のようなものがあった。
なんとベストに暑さ対策の小型扇風機が装着してあるのだ。あんなの初めて見た。よくみると太目の親父さんのベストにもミニ扇風機が。「これがないと夏場の外での作業はできません」。
なるほどねぇ。昨年あたりから小型扇風機（1000円以下で買える）を手に持ちながら歩いている女の子をよく見かけるようになったが、ベスト内蔵の扇風機とはねぇ。５箇所の修理で６万円はちょっと高いんじゃないかと思ったが、この内蔵扇風機（けっこう高いらしい）の経費もこみなら、しょうがないかと感じ入ったのである。
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今週の拙宅の花はオレンジ色の大輪のバラ「カルピデューム」と濃いピンクの「紫苑」というクルクマ、それに白のリシアンサスです。 |
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