日曜夕方の雷雨で拙宅キッチン天井の古びたサークラインが故障した話は月曜17日につぶやいた。加えてプラスチックのカバーを床に落っことし、割れて使い物にならなくなった。西国駅前の電器店に出向いたが「ウチは照明はやってません」と言う。さて、どうしたものかとタウンページに出ていた小平の電器工事店に連絡すると「立て込んでますが、夕方には行けるかも」と言う。 大丈夫かなぁと案じていたら、昼過ぎに電話が掛かってきて「8畳ですか?普通の丸型のタイプしかないけど、それでいいのなら」となんだかやる気がなさそう。で、住所を伝えると、3時過ぎにはおじさんがNECのサークラインを手にやってきた。この電気工事店、住所は小平なのに、サービスエリアの冒頭に国分寺を挙げているところに望みをかけたのだ。 おじさんは持参の脚立に乗って天井に取り付き、電動ドライバーで古い基盤をあっさり外し「そんなに時間は掛かりません」と手早く丸いサークラインを取り付けた。きょうびの照明は明るさの調節ができる商品ばかりとかで、リモコンまで付いている。オンとオフだけの世界で生きてきた俺にはそんなの無用なのだが、リモコンもありがたく頂戴した。 壊れた照明は38年前、オヤジたちが入居した時から使っているもの。おじさんは「あぁ、今の商品はそんなに持ちません。持って10年かな。最近の電気製品は昔と違ってすぐ壊れます」。そうしないとメーカーも次の製品が売れなくて困るのだろう。工事費も入れて1万6000両。予想より安かった。 それにこのサークラインの明るさたるや、キッチンの隅々までクッキリ。印象をいうとこれまでの2.5倍も明るい。長女のためのお料理の皿が光り輝いて見える。明るい照明の下のメシはなぜかおいしそうになるのでした。これまでよく我慢してたなぁ。 |
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