隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年08月26日 の日記 ......
■ 死ぬ夢   [ NO. 2020082601-1 ]
 7月から天下の素浪人になったとはいえ、某団体から10年前に頼まれた読書感想文添削のアルバイト仕事はまだ続けている。今担当しているのは大学3年生13人で、年に6冊課題図書を指定し、学生が自分で選んだ自由図書の感想文と一緒に自宅に送られてくる1編800字の文章について直しを入れ、コメントする。
 俺は読書感想文を書かせることこそが、本ギライを生む遠因になっていると思っている阿呆なので、年2回の読書講座と称する授業では、自分で読んで当たりだった飛び切り面白い本を課題図書にするから、友達にその感動を伝えるように字にして、といつも強調している。
 きのう自由課題の感想文を見ていたら、夢と現実が混ざり合ってしまうような小説を取り上げた学生がいて、ずいぶん昔に見てまだ忘れられない夢のことを不意に思い出した。この夢、ブログには書いた記憶がないので、ここに記しておくことにする。
 それは自分が感電死する夢だ。あれは20代後半の福島支局時代に見た。まだ結婚する前だったかなぁ。自宅とおぼしきところで家電のコードか何かを触っていたら、ビリビリっと来た。やばい!感電したと直感し、やおら畳に腹這いになった。ビリビリは足元から次第に上に上がってくる。ビリビリが腹のあたりまで来た時に、これが頭のてっぺんに抜けたとき、自分は死ぬのだと思った。
 そして、「やり残したことはないか?」と自問する。その時確かに「ない」と答えたのだった。ビリビリは胸からクビに。頭のてっぺんから抜けた!と思った時、目が覚めた。なにかすがすがしい気分だった。学生時代、夢判断のフロイドをちょっとかじったことがあり、死ぬ夢は再生願望ってなことを読んだ記憶がある。それにしても、まだヨメサンももらっていないのに、やり残したことがない、というのはなぁ。
 この前NHKで夢は毎晩見るが、すぐ忘れてしまうようになっているというのを放送していたが、最近はほとんど夢を見ない。絶世の美女なんて何十年も出てこない。夢がないなぁ。
     ×     ×     ×     ×
 今週の拙宅の花は、「ホットショット」という深紅のバラと「ピンクレディブル」という濃いピンクのバラ、それに緑がかった白いカーネーションです。

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