隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年09月07日 の日記 ......
■ Tボーンステーキ   [ NO. 2020090701-1 ]
 パンダのランランが41年前に亡くなった9月4日は長女の39歳の誕生日である。で、コロナ禍の下ではあるが、母親、次女にも声を掛け、お祝いの宴を国立のイタリアンの名門「B」で土曜日夜開催した。母親の住む八王子は土砂降りとのことだったが、東京は広い。国立は遠くに稲光が見えるだけで雨にはほとんど降られなかった。
 この名店は7月の都知事選のビラ配り応援に来ていた次女の3カ月遅れの誕生祝をしたところでもある。その時、母親は不在だったので会食前は娘二人へのお茶碗や三浦春馬写真集などのプレゼント交換の場となった。俺はメシ代を持つので、何も用意していない。
 さて、何を食おうかと思っていたら、ベテラン従業員が「4人様ならTボーンステーキがお勧め」という。ステーキの中では最高級と言われるTボーンステーキ。名前は聞いたことはあるが、これまで食べたことはない。いいチャンスと思い、メーンはそれにし、国立産の野菜を多めに使った6種類の前菜とサラダ、冷製パスタとあったかいズワイガニのパスタを頼む。みんなうまい。
 最後に出てきたTボーンステーキは、「T」の字の牛の骨の片側が大きめのサーロイン、もう一つの側が小さめのヒレ。最初から食べたかったボリュームである。大きな鉄板の上でジュージューいっていて、付け合わせのポテトもプチトマトもみんなうまい。ここまできたら、デザートも食べたいじゃない。白桃と何かのシャーベット。これが満腹のお腹に染みたね。
 さて、お会計の段となり、届いた請求書を見たら、十分足りると思っていた財布では足りないことが判った。「ちょっと足りないな」とつぶやいたら、お金持ちの次女が俺の五千円札と自分の一万円札を交換してくれた。金持ちの娘を持つと助かるね。まぁ、次女も母親からのバースデープレゼントが当たったうえ、初めてのTボーンステーキが食えたのだから、納得だろう。素浪人になると娘から援助してもらうのが、なにも恥ずかしくないのであった。

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