安売りの「オーケー」への買い出しには、昔お中元かなにかの時に伊勢丹立川店でもらったチェックの緑色の手提げ袋を使っていた。袋の底にボール紙を敷いて多少の重量にも耐えられるように加工したのである。この袋、幅が10aくらいになるので、生物学の教科書や新聞を入れるにはちと大仰。で、西国マイン3階の100円ショップ「キャンドゥ」で幅広でない「Bread&Butter」という文字の入った薄緑色の手提げ袋をひと月ほど前、110円で入手した。 すると気が緩んだのか、伊勢丹手提げをどこかに置き忘れてしまった。これがないと買い出しができない。先週「キャンドゥ」をのぞくと、内側にアルミ箔が貼ってある買い物袋があった。100円ショップなのに500円の値札が付いている。牛乳パックが6本入ると説明書きにある。俺は牛乳は買わないが、2`入りのミネラルウオーターはよく求めるのである。 ワインとかレモンとかの模様のある500円の買い物袋。気に入った。レジに持って行ったら「お客様、これ100円ではありませんが?」分かってま。100円ショップで550円と、これまでで一番高額な買い物をした。100円ショップをのぞく趣味はなかったのだが、何でもあるのは魅力である。 で、おととい国分寺に遠征した際、北口駅ビル3階にある「セリア」をのぞいたら、キッチン用品がやけに豊富にある。料理もどきを始めているため、つい和え物用ボウルとか、四角いバットに手が伸びてしまった。木製スプーンも。ベランダ用の小さな箒、布団はたきも100円。一気に購入した。 普段使いのモノほど良い商品を使いたいのだが、家計を守る主婦や素浪人はそんなことは言っていられないのだろうな。しかし、こういう100円ショップの商品。中国などで生産しているのだろうが、どうやって儲けを出すのか。小さな箒を見てため息をついたね。 |
|