万歩計に縛られる人生なんてまっぴらだと思っているのだが、スマホに搭載されている万歩計を毎晩チェックし、きょうはどのくらい歩いたかと見る自分がいる。きのうの歩数は1万4000歩を達成。昨年11月にスマホを手にしてからの最高記録を作った。もっとも芝刈りの時はスマホをロッカーに置いているので計測不可能。もっと歩けているのかもしれない。 大記録達成の背景にはマンション住民による「みどりの日」参加がある。このみどりの日は8月と冬の期間を除く毎月第二土曜日午前、敷地内の植栽や伸びた草木を住民が刈り込む作業を行うもの。植栽いじりが嫌いな俺は、本来のみどりの日の12日は芝刈りが予定されていたため、長女に代打参加を頼んでいたが、雨でみどりの日は順延、芝刈りは中止になったため、きのうに繰り延べられたみどりの日は参加せざるをえなかった。 定刻の9時半前に管理事務所前に行くと、植栽担当理事が大きな剪定ばさみやカマなどを用意していた。俺はスコップとほうき、ちり取りを持って、敷地内を南北に走る市道南側に取り付き、約30bにわたって落ち葉や繁った草をかき出し、道路がちゃんと見えるようにした。この落ち葉を所定の袋に入れゴミ置き場までえっちらおっちら運ぶ。これでかなりの歩数を稼いだのだった。 そのかたわら、住民の参加度合いをチェック。うちのマンションは2棟の高層棟と8棟の低層棟に区分されるのだが、地べたが近い低層棟の方が圧倒的に住民の参加率が高い。高層棟に住む人にとっては地べたは自分の庭という感覚は薄いが、低層の人はその意識が強く、きれいにしようという思いが強くあるのだろう。 カンカン照りではなかったが、2時間の作業で汗びっしょり。参加者に1本ずつ当たるスポーツドリンク(ビールの人も)がうまかった。参加者のお年寄りから「理事長はどなた?」と尋ねられ「こんな顔です」とマスクを取って見せたら、9月号の広報紙に載せた「就任あいさつがよかった」とお褒めの言葉をいただいた。ちゃんと読まれているんだと、気分は悪くなかった。 × × × × 今週の拙宅の花はバラ尽くし。深紅の「アマダ」にピンクの「ビューティバイオジェール」、それに淵がピンクの「ジュミリア」です。 |
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