NHKの日曜夜10時からの「サンデースポーツ」は、東大野球部のエースだった大越健介キャスターが降板し、南アフリカ対日本のラグビー中継で「イケー!イケー!!」と絶叫し日本の大金星を放送した豊原謙二郎アナが新キャスターをなるので、きのうの夜は見逃せないなと思っていた。 雑草魂の元巨人、上原浩治も解説に出てくるとか。きょうの新聞で米国取材に出掛けた上原はコロナ陽性が判明、2週間隔離されたとある。 で、昨夜は9時半にテレビを付けてザッピングしてたら、TBSの「一番歌がうまい歌姫は誰?プロ声楽家113人が選ぶ禁断のベスト30」(9〜11時)に引っかかった。「歌姫」というのは魅力的な言葉。連日のようにカラオケに興じていた秋田時代は、宝塚に合格した(?、受験しただけかもしれない)優子記者に、「歌姫、行け!」とけしかけ、「津軽海峡冬景色」の絶唱をよく聴いたものだった。実は俺も持ち歌三千曲を誇る「歌は心だす」の信奉者なのだ。 テレビを付けたときは、もう21位から30位の紹介は終わっていて、24位あたりにユーミンがランクイン。さて百恵ちゃんはどうなるかと思っていたら16位(?)かな。おれの持ち歌でもある「さよならの向こう側」のビデオが全曲流れた。画面に合わせて歌いました。 中島みゆきも低音のドスの利いた歌声を聞かせた。他に11位から20位までは松たか子、夏川リミ、アンジェラ・アキ、岩崎宏美、絢香、天童よしみ、安室奈美恵が入った。順位はともかくこの選考は納得である。安室ちゃんが100bダッシュの後も息も切らさず歌う声にたまげた。 こうなると上位が知りたい。「サンデースポーツ」は次回でいいやという気になった。10位椎名林檎、9位石川さゆり、8位広瀬香美、7位新妻聖子(この人だけ知らなかった)、6位島津亜矢。Jポップの中で一番難しいと声楽家が挙げたKing Gnuの「白日」をスタジオで器用に歌った。和服とはマッチしていなかったが。 5位宇多田ヒカル、4位Superfly、3位ドリームズカムトゥルーの吉田美和、2位MISIA(いつ聞いても彼女の声はすごい)、第1位は堂々の美空ひばり。声楽家が選んだだけに「神の領域」の発声の歌手が上位に来たが、歌は声量だけじゃないはず。高橋真梨子の名を見なかったのは不満なのだった。 × × × × 今週の拙宅のトイレの一輪挿しは「カタリナ」という黄色い大輪のバラです。 |
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