隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年10月27日 の日記 ......
■ スドウヨシオくん   [ NO. 2020102701-1 ]
 大学の運動部というのは死ぬまで先輩後輩の序列が変わらない不思議な組織だ。それでカンのレキを過ぎても、若手が入ってこないので芝刈り大会などで、俺はパシリをやっていた。仲がいい学年は1年飛びというのも体験的に学んでいる。思うに、1つ上、1つ下の学年というのは、小うるさくまた自分たちの学年を脅かす存在のため、親しくなれないのではないか。特に首脳部だった3年時に入部してきた1年生というのは、何かと面倒をみたくなる可愛い学年である。
 この前のバドミントン部同期10人によるスカイプ雑談会でも、新入生歓迎コンパで「私は酒屋の息子。5歳の時から飲んでます」というハセガワにしこたま飲ませたところ(まだ未成年だったはず)、踊っているうちにバタンと倒れうんともすんとも言わなくなり、救急車で近くの病院に担ぎ込んだ50年前の事件の話題になった。
 ハセガワはその後も追い出しコンパで人事不省となって失禁し、コンパ会場に一番近い会計Wの家に4人で抱え込み「こういう介護には慣れている」という副将Zがきれいに始末してくれたんだっけ。
 ハセガワと同期の2年後輩にスドウヨシオという奴もいた。先日マンション管理組合の歴代理事長名簿を見ていたら、24年前1996年の理事長にスドウヨシオという名前があるのを発見した。全くの同姓同名。そうある名前でもないので、OB会名簿でスドウくんに電話して「バドミントン部の先輩の○○だが、君は西国分寺のマンション管理組合の理事長をしていたことがある?」と尋ねたら「やってました。大規模修繕とぶつかり大変でした。当時は現役で土日は全部理事長の仕事でつぶれました」の答えが返ってきた。
 で、「俺、7月からそこの理事長なんだよ。いろいろあるねぇ」。スドウくんはキャプテンでも主務でもなく、バド部ではそう目立たなかった記憶がある。その彼がつとまったんんだから、主務だった俺なら理事長職はなんとかなるだろうと思った。それにしても同じ大学バドミントン部の関係者が理事長をやるかね、世間は狭いなと感じたのである。

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