バイデンが勝ちそうだ!ラストベルトのウィスコンシン州(選挙人10人)に続き、けさミシガン州(同16人)でもバイデンがトランプに勝利し、米大統領選は77歳のバイデン前副大統領が大統領に選ばれそうな情勢である。あの品性下劣なトランプがあと4年も最高権力者であり続けるなんて耐えられないと思っていただけに、きのうからずっと開票速報を見ていた俺にとってはほっと一息ついた感じである。 米大統領選は分かりにくい。全米50州とコロンビア自治区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人538人のうち過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。ネブラスカ州とメーン州を除き「勝者総取り方式」が取られており、きょう正午現在、米国メディアはまだ当確を打ってはいないが、アリゾナ州(選挙人11人)でもバイデンが優勢なところから、激戦州ペンシルベニア(同20人)をトランプが取ってもバイデンの勝ちは動かないものとみられる。 俺、純ドメなもんだから、日本の47都道府県ならどこにあるのか全部分かるけど、米国ではっきり州の位置が示せるのはカリフォルニア、フロリダ、テキサス、ワシントン、アラスカ、ハワイ州くらいなもの。それがきのうの開票速報でウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの位置をようやく脳みそに刻み込んだ。東部の面積の狭い州はよく覚えられないね。 選挙人の数は人口比で定められるとかで、面積の広い中西部のモンタナとかワイオミング、ノースダコタ、サウスダコタは3人のみ。これに対しカリフォルニアは最多の55人。トランプの別荘のあるフロリダは29人。ここを勝っておけば、バイデンはすんなり勝利できたのだろうが。 トランプ陣営は郵便投票は無効との法的措置を構えているともいわれている。だから、簡単には負けを認めないのだろうが、民主主義が試されている今回の開票結果だ。これ以上アホなことは止めてもらいたいね。
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