隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年11月13日 の日記 ......
■ 眼医者と縁切り   [ NO. 2020111301-1 ]
 今週、眼科への通院を忘れたのではなく、意識的にサボった。担当の美人医師への信頼が持てなくなっているからだ。通院予定日に来院しなくても診療態度からみてテキは屁とも思っていないだろう。年を重ねるに従って、体(目も)は徐々に衰えてくる。そのままにしておいても、失明することはないだろうという確信がある。これで、あの美人医師との縁が切れるかと思うと、なんかすがすがしいね。
 2年前左目が充血して近所の眼医者に行ったら、いい機会だから全部検査しましょうということになった。すると右目に加齢黄斑変性の気配アリということで、府中病院の眼科を紹介された。俺は医者の言うことには従うたちなので、昨年の1月から3カ月に一度通院。毎回視力検査、いかにも高額そうな器械による眼底写真撮影検査を繰り返し、3分間ほど美人医師の診察を受けてきた。検査検査で医療費は膨らむわけである。
 昨年までは「あまり進行してませんね」だったが、今年に入っての診察では「少し進んでますね。注射しますか?」「イヤです」「じゃあ、4か月後のこの日にきて」の問答を重ねてきた。この加齢黄斑変性というのは、網膜の奥の像を結ぶ「黄斑」の外側の毛細血管が発達しすぎて、像が歪んでしまう病気。
 栃木の新聞社の社長だった鬼瓦もかかった病気で、彼は「ゴルフでパターをする際、ボールが2個みえる」というくらいひどかった。その治療法は目ん玉に毛細血管を作る働きを抑える注射を3回するというもので、1本の注射が18万円とド高い。鬼瓦は「麻酔をしているので痛くはないが、注射針が入ってくるのが見える。あれはイヤだぞう」とよく話していた。
 だから、注射は一言のもとに拒絶してきたが、美人医師は、これこれに気を付けてと言うわけもなし、次の診察日を指定するだけの対応。こういうお医者さんは信頼できないでしょ。胃潰瘍をきっかけに30年来の付き合いの国立の新田カバ院長とは、マンション管理組合の仕事の苦労話までしているというのに、美人眼科医は何の役にも立たず、毎回の同じ検査で高い医療費を払わされてきた。
 まぁ、右目だけで見ると直線が多少歪んで見えるくらいで、麻雀をやっていても「二萬」と「三萬」の区別はつくし、酔っぱらった時の鬼瓦のように「『六索』か『九索』か分からんよになった」ということもない。昨今の医者は患者をカモのように見ていることが多いから、医者の言うことを聞かないというのも、医療費の削減につながるのではと考えているのだ。

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