隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年11月18日 の日記 ......
■ プロに指南   [ NO. 2020111801-1 ]
 きのうの夜はNHKの「サラメシ」を見終わったら「うたコン」に南こうせつやイルカが登場。「神田川」(1973年)とか「なごり雪」(74年)を歌っていたので、テレビに合わせて一緒に歌った。駆け出し福島時代、「なごり雪」はジュークボックスで何回聴いたか分からない。2曲100円だったかなぁ。宮本浩次が岩崎宏美の「ロマンス」(75年)をロック調で披露。これだってハモれた。
 そのあと紅白初出場が決まったmilet(tは発音しないからフランス調だね)の「Who I Am」という曲も初めて聞いた。ネットで話題になっているとかいうwacciの「別の人の彼女になってよ」というのも初視聴。こりゃ、流行るのもわかる気がした。
 このところ歌づいている。実は日曜夜、国立の音楽茶屋「奏」での新内の柳家小春さんのライブのあと、「松ノ木小唄」の替え歌バージョンを披露。小春さんに「次のライブでぜひ歌って」と歌詞を書いてお渡ししたのである。
 小春さんの三味線ライブは毎回聴くようにしている。どこかとぼけた味の小春さんの語りに三味の音は、ゆったりした気分になれ、好もしいからだ。彼女の端唄俗曲はもう15年は聴いているかな。
 俺の隠れた趣味に、猥歌の採譜というのがあって、学生時代バドミントン部のコンパで先輩方ががなるのを耳の奥に焼き付け「これは文化だ。長く残さねば」と十数曲の歌詞を文字に起こしている。今の学生に聞いても「猥歌って何ですか?聞いたこともない」という残念な状況である。女子部員が増えたもの歌われなくなった一因みたい。これを長く伝承するためには、小春さんのようなプロに時にステージで披露してもらい、その味を留めてほしいと思っているのだ。
 彼女はスマホに俺の歌を録音したから、次のライブでは聴けるかもしれない。松の木小唄の替え歌バージョンは「♪キリンばかりがビールじゃない サッポロ、アサヒもみなビール だけど私が欲しいのは 今夜の小春さんの くっちビール♪」というもので、ちょっと粋でしょ。

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