隠居志願のつぶやき2017

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...... 2020年11月20日 の日記 ......
■ 「透明の会」   [ NO. 2020112001-1 ]
 どの会社でも社員より契約スタッフの方に働き者が多いというのが通り相場のようだ。4年前までいた栃木の新聞社でも、くるくると働いて笑顔を絶やさないお気に入りの契約スタッフの美女がいて、同じチャリ族だったものだから、時に示し合わせておいしいものを食べたりしていた。名付けて「透明の会」。あまり会の存在を知られたくなかったので、そういう名を付けたのだが、「半透明の会」という時もあったな。
 デジタル音痴の俺に比べると、美女はスマホをホイホイ使いこなしていたので、アマゾンで三遊亭圓生のCDを入手してもらったり、入手困難な本を探してもらったりした。当時の俺は、今と違ってかなりお金持ちだったのだが、この美女の偉いところはご馳走され放しということがなくて、いつも図書カードとか記念切手などをお返しに用意していた。
 「隠居志願のつぶやき」の前身「冷奴の部屋」を読みたいというので、「透明の会」のたびに2、3冊貸していたいたのだが、クリアブック39冊、12年分の内容のほとんどを覚えていて「こんな話、いつ書いたっけ?」と問い合わせるとたちどころに答えが返ってきて、俺以上に俺のことを知っている不思議な美女だった。
 名前に使われているアルファベットを入れ替えて別人になるというアナグラムを教え、美女を「○○七々香」に変身させたら、いたく気に入ってくれて、以来メールなどでも「七」の略号を使ってくる。そうだ、生物学にも造詣が深く、12年の有馬記念に勝った芦毛のゴールドシップの大ファンだった。
 栃木の後半の2年間を楽しく過ごせたのには七々香ちゃんに追うところが大きい。面倒な引っ越しの時も随分と協力してくれたのである。その七々香ちゃんの誕生日はきょう20日。ここに記し、遅ればせながら深く感謝の意を表したい。七々香ちゃん、おめでとう。相変らずこの「つぶやき」をきっちりチェックしていると言うから、下手な文章は書けないのである。
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 今週の拙宅の花は深紅のバラ「サムライ」に黄色い大輪のバラ「カタリナ」、それに橙色のケイトウ「オレンジクイーン」です。

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