きょうは月に2度の古着・衣類のゴミ収集日だった。この前枕カバーがずいぶん古くなって薄汚れてきたので新調することにし、西国マインで色鮮やかなカバーを求めた。俺、枕カバーの洗濯はめったにしないのだ。で、この古い枕カバーは廃棄することにし、半透明のゴミ袋に入れたのだが、カバー1枚を捨てるのではちょっとかっこうがつかない。 それで不要な衣類はまだないかと家の中を見渡したところ、バイトに行っていた時の冬用の靴下が履かないまま洋服ダンスの中にあるのを発見した。もろもろ10足はある。素浪人暮らしの冬は、もっぱらユニクロの厚手のホワイトソックスである。サラリーマンが履くようなナイロン製の黒・紺の靴下の出番がない。で、ちょっとくたびれかけた靴下5足を半透明袋にぶち込んだ。 するとタンスの中にぶら下がっているネクタイ(まだ15本はある)が目に入った。冠婚葬祭時をのぞけば、もうネクタイをする機会はそうないだろう。で、少々年期の入った奴、かつて画家からプレゼントされた奇抜なデザインの、藤色が素敵だがちょっとシミが落ちない奴など6、7本をまとめて袋に入れた。でも、まだ、7、8本は残っている。これらはいつ俺の首を絞めることになるのか。もちろん喪服用の黒のネクタイは残しましたよ。 それでつらつら考えた。ネクタイをしていた時の冬用の背広がまだ4セットタンスに下がっている。これらにいつ腕を通すのか。まだまだ、十分着られる紺やブルーの背広たちだが、今後出番はあるのかね。ことしはコロナで中止にしたが、昨年まで毎年11月にやっていた同期会でも、まだ第二、第三の職場に勤めている奴は背広にネクタイ姿だったが、年金生活者はジャケットやセーターなどのラフな格好だった。 背広にワイシャツ・ネクタイというのはコーディネートを考える必要がないから、楽なんである。この4セットの背広の有効な使い道探しが来年の課題だなぁ。 |
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