隠居志願のつぶやき2017

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...... 2021年01月14日 の日記 ......
■ 格言乱発   [ NO. 2021011401-1 ]
 きょうは某団体に頼まれ、もう十年やっている読書感想文の添削バイトにからむ年2回の読書講座の日。いつもは団体の寮に出撃し対面で授業するのだが、コロナの緊急事態宣言のため、オンラインで行うという。大学のセンセをしている高校の同級生が、この年になってオンライン授業をするのは大変と言っていたが、90分間飽きさせずにパソコンの画面に向かってしゃべり続けるのは容易ではない。俺、学生が目の前にいればバンバン当てて授業に引きずりこんでいくのは得意なんだけど、オンラインではどうなるか。
 それで、きのうまでに京大式カード25枚の草稿を5時間ほどかけて作ったんだけど、読書についての講義はもう十数回もやっているので、中身が似通ったものになるのはいたしかたないところ。
 で、本日のつぶやきはその草稿にちりばめた格言を、予習もかねて紹介することにする。格言って、言われると一瞬分かったような気がする効能がある。ほんとはそんなもんじゃないんだけど、授業などではうまく使えば便利。
 冒頭で紹介するのは猛威を振うコロナに関して「止まぬ雨はない」。似たようなのに「明けぬ夜はない」というのもあった。これについては「夜明け前の闇が一番暗い」というのも。新年の読書でこれはと思ったのが「井の中の蛙大海を知らず。されど天空の高きを知る」というやつ。大海を知らずは誰でも知っているが、真上の「天空の高きを知る」というのはなるほどと思ったのです。
 「高齢化は山登りに似ている。登れば登るほど息は切れるが、視野は広くなる」。年寄りの知恵ってあるよね。「人間が大きくなるには、若い頃の大病、左遷、牢につながれる、この3つ」というのもあった。三つのくくりというのは頭に入りやすく、「人生に大切なのは三つのション。ミッション(使命)、パッション(情熱)、ファッション(自分なりのスタイル)」というのも。
 そして、ビスマルクの言葉という「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というフレーズ。人類は2000年生きてきても、やっていることにあまり変わりがない。となれば歴史に学ばないとね。

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