隠居志願のつぶやき2017

[PREV] [NEXT]
...... 2021年01月18日 の日記 ......
■ 宣言下のライブ   [ NO. 2021011801-1 ]
 再びの緊急事態宣言下の音楽ライブはどうなるのかと思って、きのうの夜は6時からの国立「奏」のライブに出撃した。いつもは三味線で新内・雑曲を聴かせる柳家小春姐さんが加藤崇之氏の素敵なギターにのせて、「コルコバード」などのボサノバを日本語で歌うという「和ボサ」のライブである。
 演奏はお尻が20時と決まっているので、珍しく定刻の18時に始まった。客席はサックスの巨匠、宮野さんご夫妻など6人。昨年からメールで12、3人を限度に予約制で行うことになっている。ライブの時、俺はいつも一番後ろの卓の端っこに座ることにしているのだが、この位置は換気のため扉を少し開けているのですごく冷える。ジャンバーをひざ掛けにして聴いた。
 小春さんのボサノバというのは何故か染みてくる。加藤氏のギターもいい感じである。一部二部の構成だが、いつもより休憩時間が短い。狭い店内でみんなマスクをして聴いているので、雰囲気は告別式場のような神妙さだ。お手伝いの晶ちゃんが20時を回ったところで、1階入り口に出していたライブの看板を引き下げてきた直後に演奏は終了。20時までの制約の中でしぶとく営業を続けていくしかないんだろうな。
 宮野さんに聞いたら、緊急事態宣言の発出で「当分の間、ライブは全滅!」とか。プロのミュージシャンにとっては辛い冬の時代だ。早々に「奏」を後にして、国立の街がどうなっているかを探索したが、ラーメン屋も灯りを消し、昨年は22時ごろまで店を開けていた餃子の名店「香来」も店仕舞い。街が暗い。
 駅併設のnonowaに入ったら、おにぎり屋さんとか惣菜の店は21時までの営業とみえて、残り少なの商品に半額シールが貼ってあった。戻ってパスタを作る予定を変更して、おにぎり2個とハムカツを安く入手した。緊急事態宣言下の学園都市・国立は夜8時を過ぎると、店はほとんど閉まり、人出はまばらなのであった。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: