例年なら2月中に済ませていた確定申告だが、ことしは週末の雑用が多くて、まだだった。しかし、5月末のマンション管理組合通常総会を控え、こまごまとした準備が必要で、やるべきことは早めに済ませておこうと、きのう立川まで出張り確定申告を済ませてきた。前日、必要な書類を整え若干ある講師料については必要経費は30%の計算をしておいたから、行けばなんとかなるだろう。 立川駅から徒歩10分の会場の立川税務署近くになり、あれ、マイナンバーカードを持ってくるのを忘れたと気付いたが、これまでの申告でマイナンバーを求められたことはない。行けば何とかなるだろうと思って、知らぬ顔の半兵衛で、会場へ。密を避けるため整理券が必要とのことだったが、ヨミ通り週明け月曜に申告する人は少なく、あっさりパソコンに記入する会場に。 隣についたお姉さんの指示通り、6月までのバイト収入、年金収入、若干の講師料を所定の欄に約10分で打ち込むと、なんと3万7000両の還付である。これは20年度途中でバイトをクビになったのが大きな原因で、10%の所得税を天引きされている講師料の税額が大きすぎるのも要因と思われた。 税金を担当していた35年前は自力でホイホイ申告書を作れたか、今は復興特別所得税があって自分では税額計算ができなくなってしまった。自宅で申告書を作って郵送している人もいると思うが、あれ、どうやって税額計算しているのかな。年金についての控除額の算出方法がいまいちわからないのだ。忘れたマイナンバーカードについては、これまでちゃんと申告されているので、今回はいいことにしましょ、ということになった。 ともあれ、多額の還付に浮かれ、記念に立川ルミネで厚焼き玉子用の黒い平皿を買ったのだが、昨年半ばに素浪人になった俺の所得税は10万円を切った。これはしょうがないんだけど、購入価格の半分以上が税金のタバコ税を計算して驚いた。 今、俺は毎日セブンスター2箱(1箱560円)をケムリにしているので、ひと月のタバコ代は3万円以上かかる。年間にすると36万円。この半分以上が税金だから、タバコ税を18万円以上払っている。なんと所得税をはるかに上回っている。自宅にアルコールのたぐいは全くなく、酒税での国家への貢献は全くない俺だが、タバコ税では大変な高額納税者ということになる。こりゃJTから表彰されてもおかしくないね。 |
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