隠居志願のつぶやき2017

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...... 2021年03月03日 の日記 ......
■ また水漏れ事故   [ NO. 2021030301-1 ]
 月曜夜、「鶴瓶の家族に乾杯 岩手県スペシャル」をのほほんと見ていたら、玄関のインターフォンがピンポン!と鳴った。はて、こんな時分に何事だろうと出てみると、ウチのマンションの名前はちょっと知っている7階の住人Aさんの奥方で、「8階から水漏れがしてひどいんです。業者を呼んだのですが、理事長さん、何とかならないでしょうか」とキンキン声で言う。
 マンション管理組合の役員になって2年近いが、こんな事案で夜間、呼び出されたのは初めて。老朽化した給排水管が壊れたかと、一瞬ドキッとしたが、聞けば真上に住む8階のちょっとボケてきた夫人が、トイレに大量の紙を詰まらせ、排水があふれ階下に雨を降らせたと分かった。で、「マンション管理会社が夜間緊急対応をしているはず」と80b離れた管理事務所まで案内し、入り口脇の壁に書いてある連絡先を教えた。
 A夫人はかなり動揺している様子だったが、その場で電話連絡。管理会社の工事担当者が急行してくれることになり、最初に連絡した水漏れ業者はキャンセルした。「今夜中には対応してくれるはずですから」と夫人に伝え、自宅に戻った。気にはなって「ニュースウオッチ9」を見てからゴミ捨てに出たところ、管理会社のマークを付けた作業着のアンちゃんと行き会った。
 それで「どう?」と尋ねたら、「8階のトイレから水浸してそれが下に漏れたようです。結構ひどいので7階の方にはシートをお渡ししてきました」。きのう管理事務所に顔を出したら、常駐のおばさんが「昨晩はお疲れさまでした。3カ月前にも同様なことがあり、その時8階の方が『タンクの水が漏れた』と説明されたみたいで、A夫人は『汚れた排水じゃないですか。8階の夫人は施設に入るべき方ではないですか』とすごく怒っておられました。いずれ個人賠償責任保険で対応することになると思います」。
 住民の高齢化が目立つ共同住宅では、この様なことが今後ますます起きてくるのだろう。俺としては給排水管の老朽化(築38年)に起因した水漏れ事故(昨年も1件発生)だったら、全とっかえ工事に着手しなければならず、ヤバい!!と思ったのだが、ボケが原因と分かって少しホッとしたのだった。コート無しでA夫人を事務所に案内したので、しばらくかかったことのない鼻グシュになってしまったが……。

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